“日報”は、IGグループの目標管理システムを日常的ベースで支えている基本中の基本である。つまり、「仮説(Plan)~実践(Do)~検証(See)」の日次サイクルといえよう。


 “日報”の一義的な目的は、自分の一日を振り返り、記録を残すことにある。「今日一日、何をしたのか。それは予定通りだったのか。どんな気づきがあったのか。上司はじめ関係部署への報・連・相に怠りはなかったか・・・・・。そして、一日の時間を何に使ったのか、分刻みで入力できるようになっている」 これらの記録は、週末・月次・四半期・年次で行う検証時の資料ベースとして活躍する。


 先ず、“日報”を書く時間を大切にしなければならない。“日報”は、その日一日の充実度のバロメーターである。


予定完了のチェック

報・連・相の記入

気づきの記入

翌日の予定の記入

未達や懸案事項に関する対処


 以上の手順を踏んで、一日をゆっくりと振り返り、その日一日の仕事にけじめをつけて、明日一日をどのように過ごすべきかをイメージする。


 目標管理の大切な点の一つに、時間管理がある。“日報”による日々の記録は、そのために有効なデータを随時に提供してくれる。顧問先別、業務別に、使われた時間のデータが打ち出されるようになっているので、自分の時間が何にとられているかを明らかにすることができる。しかも、時間単価が登録されているので、コストの把握もできるようになっている。


 時間管理の基本である、「①時間を記録する、②整理する、③まとめる」の三段階のプロセスに十分に活用してもらいたいと思う。


 私たちは、意識の中で、過去という時間を振り返ることができたとしても、また、未来という時間を想い描くことができたとしても、「今、その時!」においてしか現実と向き合うことはできないのである。思考と行動は、今日という一日において現実化させるのである。


 このように考えると、“日報”をおろそかにするような行為は成長のためにも看過できない。一人ひとりが自らの時間を知り、充実した一日にするために“日報”と向き合う時間を大事にしなければならない。・・・「日に新たに、日々新たに」(大学)。


(H23.6.27)