仕事でコンスタントに成果を出すには、“プロセス管理”は必要不可欠である。
「段取り上手は、仕事上手」という言葉があるが、そのような人は結果に至るプロセスを見える化できる力があるのだ。
仕事には、すべて目的がある。そして、その目的を達成するための手段が選定される。つまり、目的と手段のシステム化が仕事の流れをつくるのであるが、「その流れが円滑にいくように、途中経過における段階的な検証をしっかりしていこう」という考え方を“プロセス管理”という。
IGグループでは、個人の生き甲斐(=自己実現)と組織の目的(=社会貢献)をリンクさせるために目標管理システムを導入して長いが、目標管理の恩恵に授かることができるかどうかは、“プロセス管理”を徹底してやり続けることができているかどうかにかかっているといっても過言ではない。
“プロセス管理”には、次のような効果が期待できる。
(1) 迷うことなく、一歩一歩確実にゴールを目指せる
小ゴールをいくつも設定することによって、目的地を見失うことがないので安心して走ることができる。
(2) 仮説思考が上手くなる
「仮説~実践~検証」を段階的に何度も繰り返すことによって、仮説思考のレベルが上がり、意思決定の必然性が高まるので、再現可能な成果が得られるようになる。
(3) 臨機応変な対応ができるようになる
結果が出る前に問題に気づくので、柔軟な対応が可能となり、手段を目的化するようなリスクがなくなる。
(4) 粘り腰を発揮できるようになる
早期に問題を発見できるので、土俵際まで余裕をもって下がることができ、巻き返しが可能で、簡単に土俵を割らない。
(5) 衆知を集めることができる
目的と手段のシステム化の中で、確認をしながらつねに動いており、他との良好な関係性が築けるので、スピーディな報・連・相で衆知を集めやすくなる。
“プロセス管理”の要諦は、目的地に到達するための円滑な流れをつくることにある。そのためには、仕事における目的と手段の関係性、それに関わる人と人との関係性など、あらゆる関係性に乱れが生じていないか、複雑化しないうちにチェックする必要がある。関係性思考で、“プロセス管理”を徹底しよう。
(H22.11.1)