NN構想の会・第10回全国大会(91011日)が、東京の椿山荘で開催された。


 「私たち会計人は、社会的インフラである。会計人一人ひとりがインフラとしての役割を担えるようにインフラのインフラを創ろう!」という志を立て、一念発起して組織化したのが10年前で、今年は節目の大会となった。「10年の間、亀の歩みの如し・・・・・」であるが、コツコツとやり続けた成果が実りつつある。会場は満席状態で、例年にない盛り上がりと熱気を感じられる大会ができたのではなかろうか。


 今大会は、『自己革新~出逢いは必然!』というテーマを掲げたが、それは「私たちが今、出逢っている環境は自分にとって必然であり、それ故に古い自己を壊し、新しい自己を確立する千載一遇のチャンスである」ことを多くの会計人と共に再考したかったからだ。


 「企業が今、直面している重要な経営課題を一つ挙げよ!」といわれたら、迷うことなく「自己革新だ!」と応えるようにしている。レベルの低い同質競争から脱却し、激しく成長するためには、他に然るべき方法が考えられないからだ。


 今年の基調講演は、ご存知の渡邉美樹氏(ワタミグループの最高経営責任者)。


 大会テーマの自己革新や出逢いについて、氏の想いをざっくばらんに語り、会場を大いに魅了した。


 「出逢いは大事で、それに想いと運が重なり合ってくる・・・・・」。


 「死ぬほど努力をする。これは、運への参加資格だ」。


 「あらゆる業界に、その業界の常識がある。それにチャレンジすれば、“ありがとう”が集まってくる」。


 「自分が関わることによって、とびっきりの価値を創り出すことができるかどうか。自らの“存在対効果”を考えるべきだ」。


 「できないことをできるようにするのが経営だ。狂ったような想いが不可能を可能にする」。


 「教育とは夢を持たせること。そのためには、自分の立場と世界の関係を見させることが大事だ」。


 氏は、49歳の若さで今年の6月にトップを退いた。創業者のリーダーシップがなくても、自立的に成長し、100年続く企業をつくるためだという。ワタミグループがどのように成長していくのか楽しみである。

 “NN大会”はその後、支持団体代表によるパネルデッスカッション、情報交流パーティ、翌日の分科会へと続いた。その内容については、次回に触れたい。

(H21.9.14)