平成209月にスタートした「IG後継者育成塾(第一期生)」が、71617日に最終講(全12回)を迎え、無事終了した。


 二年間のロングランであったが、真摯に取り組んでくれた塾生、趣旨に賛同し時間とコストの負担を容認してくれた社長始め社員の方々、薄謝で協力を頂いた外部講師の方々、準備に多大な時間を割いてくれたIGメンバーの仲間たち等々、感謝の気持ちでいっぱいだ。


 二年間における塾生の成長は著しい。物事を深く考え抜くことの大切さ、経営とは未来からの逆算であること、出逢いや関係性が人生や仕事に与える影響力、人の話を素直にきく謙虚さなど・・・・・。


 開塾の頃、グループ討議においても、頭で分かっていてもスムーズに言語概念化できなかった塾生が、現社長たちの前で自らが作成した中期ヴィジョンを堂々と発表する姿には、感動せずにはおられなかった。社長たちもジーンときたに違いない。


 塾生は、卒業と同時に、やっと“スタートライン”に立ったと考える。真に試されるのは、学後の実践においてである。そのためにも今一度、次のことを自らに問い直してもらいたい。


 「二年間、自らが学び得たものは何か?そして、自分の何が変わったのだろうか?さらに、今後において自らからがなすべきもっとも大きな課題は何だろうか?」 


 そして、間を置かず、すぐに“スタートライン”から一歩踏み出してもらいたいと思う。

実践を通して、思考はさらに深まり、課題もどんどん生まれてきて、同時に難しく、質化するだろう。しかし、心配はいらない。それは、成長の証しなのだ。「なぜ?」という物事の本質を捉える思考力さえあれば、必ず解決できる問題でしかあり得ないのだ。


 塾生にとって、考慮すべきもう一つの成果がある。それは、塾生同士の絆が生まれたことである。研修のすべてを合宿形式でやった最大の狙いは、そこにある。同じ目的をもって場を共有すると、人はみな心を一にするものだ。


 発表のとき、異口同音に「本音で語り合える新たな仲間ができたこと」そして「今後もさらに関係性を深めていきたいこと」を感想として述べてくれた。こんな素晴らしい出逢いがあったからこそ、最後には社長や周囲の人たちへの感謝の言葉も自然に出てきたのだと思う。


 今までより数倍難しい環境で経営の舵取りをせざるを得ない。乱世を生き抜く真の実力(思考力の深さと信頼できる人脈)を養い、次世代のリーダーとしての役割をしっかりと担ってもらいたいと考える。(第二期生の募集開始!乞う期待!)


(H22.7.19)