「なぜ、いまさら?」って感じがしないわけでもないが、改めて“目標”について考えてみたい。





 多くの人が、“目標”掲げて、日々仕事をしているに違いない。そこで、まず次の質問をしてみたい。「あなたは、なぜ、“目標”を掲げて仕事をしているのですか?」。いろいろな理由が想定できよう。





「成功したい」、「夢の実現」、「成長したい」、「貢献したい」、「ベクトルを合わせたい」


等といった積極的な理由もあれば、「会社の方針、強制、ノルマ」といった消極的な理由から“目標”を掲げている人も、けっこういるのかもしれない。





 後者においては、あまり大きな期待はできないと思うが、「それぞれの理由があって“目標”を掲げているのであるが、その効果はどれほどのものだろうか?」を第二番目の質問にしてみたい。





 これは、大きく二つの意見(「効果がある」、「効果がない」)に分かれるに違いない。ここに、改めて“目標”について考える意味があるのだ。つまり、「効果がある」と応えた人の目標は達成できたか、あるいはその感触を得ているに違いない。一方、そうでない人はその反対であろう。





 その差はどこにあるのだろうか。目標の“効果”を実感している人は、次のような体験を必ずしているはずである。





為すべき事がはっきりしているから、心をそこに集中できた。





毎日がワクワクドキドキの連続で、やり甲斐を感じることができた。





行動にブレができても、すぐに軌道修正ができた。





自らの目標達成が全体に及ぼす影響を強く感じることができて、責任観と同時に自らの信念をもてるようになった。





目標の達成内容に対する検証に十分な時間を取るようになり、フィードバックが上手くなった。





過去から影響よりも未来からの影響を強く感じながら、仕事ができるようになった。





 以上、目標の重要性を実感している人の声である。





 成功(目的地への到達)とは、“目標”へチャレンジし続けるプロセスなのだ。「覚悟を決めてやり続ける」、その心が切れない限り、“目標”はつねに輝きをもって、進むべき道を教えてくれる。





 “目標”は、「仮説~実践~検証」の仕組みの中で絶大な効果を発揮してくれる。





(H22.5.3)