中学の入学式に、俺は行かなかった。
何もかも、すべてが気に入らなかった、親も学校も、教師も。

これまでいじめられた奴等を、毎日毎日、一人ひとり捕まえては、思いの限り殴りとばしてやった。
みんな【集団】なら強気だが、一人になると弱いもんだ。
転校してからの【いじめ】に対する、俺の【怒り】が、中学になってとうとう、爆発してしまったんだろう。
当然ながら、教師には目をつけられる。
気に入らない教師も、殴った。教師達は、思いの外、弱かった。

あまり学校に行かず、ゲームセンターばかり彷徨き、喧嘩や【カツアゲ】を繰り返した。
酒、タバコ、シンナー、バイクetc.……。
やりたい放題だった。

世の中のすべてが【敵】に見えた。
親は、警察と学校を行ったり来たり。
母親が可哀想で、申し訳なく思ったが、自分の怒りをコントロールできず、そんなやり方しか、できなかった。

14歳になったばかりの頃、初めて【逮捕】された。
鑑別所に送致され、4週間後、審判を受けた。
結果は、【保護観察処分】。
親や学校以外にも、俺を監視する人間が増えた。
でも、そんなものは無視。

監視したけりゃ、勝手にすればいい。
俺は、そう簡単には【言うこと】なんて聞かないよ。
【言うこと】なら子供の頃、嫌と言うほど聞いてきた。もう、俺の好きにさせてくれ❗

一度、沸騰してしまった【怒り】は、もう、どうにもならなかった。
親や教師だけじゃなく、自分自身でも、どうにもならなかった。
抑えきれない【衝動】みたいなものが、いつも俺を、突き動かしているような感じだった。

【季節のない町に生まれ】
【風のない丘に育ち】か………。