昭和50年の、4月5日だった。
たしか、土曜日だった。
兄貴と俺、兄貴の友達と遊んでて、十数メートルある、山の斜面から転落して、顔に5針、両足合わせて10針、合計15針ほど縫う怪我をした。
初めての入院。
縫い合わせた顔の部分の、毛細血管がけっこう切れてて、縫い合わせた隙間から、喋る度に血が出るから、ガーゼはあっという間に赤くなり、看護士が何度も、貼り替えに来てくれた。
その時、母親はとても優しかった。いつも、【お手伝い】の時ぐらいしか、声をかけてもらった覚えがない。その母親が、とても優しかった。
今ならば、それぐらい母親は、忙しく、家庭が苦しく、大変だったと理解できるが、その頃の俺に、そんな理解力なんてあるわけがない。
だから、とても優しく感じた。
怪我をして、痛く、苦しいはずなのに、俺はとても、幸せだった。
その日はたしか【仮面ライダー・ストロンガー】が、放送をスタートした日で、隣のベッドのおばちゃんが、テレビを観せてくれた。
なんだか、周囲のみんなが、とても優しかったよ。
小学3年生になる直前の、予期せぬ入院。
当時は、小学1・2年が同じクラス、3・4年が同じクラス、と、2年間は同じ級友。
俺が入院したのは、クラス替えがある、3年の直前。
退院して、みんなよりも1ヶ月遅れで登校した。
1・2年の時と、同じ級友もいたが、半分以上は知らない。もちろん、学校で顔ぐらいは見かける。でも、知らない。
学校へ行き始めても、どうしても馴染めない。
日に日に、学校へ行くこと自体が、嫌になっていった。
夕刊の新聞配達もあるから、どうせみんなと一緒に遊ぶ時間なんてないし、【どうでもいいや】みたいな感じ(笑)
俺は、小学3年生で【学校へ行く意味】が、まったく解らなくなった。
早過ぎるよなぁ、いくらなんでも……(笑)
この曲が、ピッタリな気持ちかなぁ…………。
よくわからないけど……(笑)
小説の内容とは、まったく関係ないけど、今日12月8日は、ジョン・レノンの命日。
俺が、14歳の冬だったなぁ。。。
もう、38年も経つんだなぁ。。。
ってことで、この曲、好きなんだよね。。。