彼は家に帰って来て

1番に娘に謝っていた。
 
彼が投げつけたガラスの破片で
怪我をしたから。
その事について謝っていた。
 
私も怪我したけどねえー
 
ちょっとした傷だったけど
父親の投げた食器の破片で怪我をするとか
普通の家庭ではあり得ないお話し。
 
娘は
「うん」と一言。
よくある光景だった。
 
暴れては謝りの繰り返し。
娘にとってもいつもの事になっていた。
 
私にはLINEで謝ったけど
実際顔を見ては何も言ってこない。DASH!
 
これもいつもの事。
私の顔色を伺い
私から話す機会を作るまで自粛モードに入る。
 
自粛モードの時は偉そうな彼は姿を消す。
私の行動を見ながら
私の邪魔にならないように
遠慮がちに生活を送る。
 
私が話す機会を作るまで
家庭内別居が続く事となる。
 
こうして今回も
家庭内別居が始まった。
 
もういい加減に私から動く事はしない。
私はただただ、彼に
「出て行って」
とだけ伝えていた。真顔
 
つづく
 
つづきはこちらから↓↓↓