七彩玉 というのは、フォールスネーム(商品名)で、
お店によっては ファンシーアゲート とか、 ミックスアゲート(メノウ)
インディアンアゲート と呼ばれています。
インディアンアゲートの名前は、インド地方で産出されたから、ということだそうです。
石には地名や、発見者の名前に由来するものが多いので
調べてみると結構面白いですよ。
濃い色、薄い色、なかには透明の石も混ざっていますが
明るいパステル系で、肌を明るく見せてくれますし、
年齢を問わずお使いいただきやすい色でもあります。
そして、お値段もリーズナブル
以前は3mmビーズで作っていたのですが、
中のゴムが細すぎて、強度が不安なので、今回から4mmでお作りしています。
上の写真は、連で仕入れたときの状態。
適当にバラバラにつないでも、そこそこいい感じになりますが
私の場合、まず連を崩して・・・
何か、美味しそう(笑)
よだれを抑えて(嘘) ・・・ まず、赤系と緑系に分けます。
こうしてみるとミックスと言っても全色ではなくて
赤と緑の2色からなるメノウということが良く分かりますね。
さらに、分けたところから、色の濃さなどで分別していきます。
最終的に、このくらい細かくなります。
人によっては、気が遠くなりそうと思われるかと思いますが、
七彩玉に限らず、こういう作業はブレスレットを作る時には必要になります。
でも、この段階が私にとっては一番楽しい時です。
安いランク下の連でも、何十個のうちの一個だったり、一個の中の一面に、
高い石に負けない美しさを見つけることがあります。
それと、色合わせの楽しさもありますね。
大変な作業ではありますが、おそらく、ここでの作業が一番大事で
ブレスレットの仕上がりを左右するので、一番時間をかけている部分です。
最近知ったのですが、ジュエリーでも、
ピアスや複数の石を使うものの場合には、
色合わせをする専門職の方がいらして、石を選定するのだそうです。
この作業を経て仕上がったのが、こちら
http://www.ko-ryun.com/SHOP/KA01.html
トルマリンのタンブルカットをワンポイントにしています。
細身で軽量ですから、普段あまりブレスレットをしない方や
ご高齢の方にとても評判の良い商品です。
母の日のプレゼントにいかがでしょうか?
メノウは、魔除け・厄除けのお守りとしても古来から愛されてきている石です。
しかも、トルマリンがワンポイントになっています。
これも色合わせの関係で、1つだけどうしようかなぁ?ということで
出番待ちしていた子たち。
トルマリンは、これでなくなってしまうので、今ある分だけで終わり。
各商品見ていただくと分かりますが、似た感じに色を組んでいても
やはり個々の違いが出ています。
私が自分用に作って外出すると、外出先で「欲しい」と言われて、
差し上げることがあるブレスだったりします(笑)。
金やプラチナなどのチェーンブレスレットなどとも相性がとても良いので、
重ねづけしていただいても楽しめると思いますよ!