丸善ジュンク堂書店と「旅する喫茶」とがコラボした、文豪クリームソーダ
『桜の森の満開の下』坂口安吾のクリームソーダを飲みました。
無事にノベルティをもらえたよ。
世界観に浸りたく、文庫本を持参。
高校生の時のものやから、頁がうっすら変色していました。
古書やん。と思ったけど、数十年も前になるのか…立派な古書か。恐ろしい…
大学受験の時、読めば作品名と作者名が覚えられるやん、と思って有名どころを読んでいて好きになりました。
この中の『夜長姫と耳男』は、仏像とバケモノの像を彫る耳男と、その耳男を脅かす、美しい笑顔の夜長姫のお話です。
夜長姫の最期の言葉が特に好き。
もんどり打ちながら作り出すことこそが芸術なのかしら。恐ろしい。ぞくぞくする。
ソーダには桜の塩漬けを散らし、桜が舞う様を表現しているとか。美しい。
甘さはごく控えめでした。
塩漬けも、バニラアイスに散らした桜塩もあり、塩気の方が強いのでは?というくらい。
この本に合う気がします。美しいけど、甘くないのよ。キリッと美味しくてしょっぱいのよー。
本を包みました。素敵。
どっぷり浸れた休日でした