無料動画配信サービスのGyaOを覗いてみたら聖闘士星矢の一挙配信がされていて、子供の頃に見ていたので懐かしくてつい見てしまいました。期限までは動画リンクが貼れるので自分が好きな回の感想をGyaO動画のサムネ付きで書いていきます。実写版 映画公開記念で東映アニメーション公式チャンネルで無料公開されたのでそのリンクを貼り直しました。どんな内容なのか想像が付かねぇ…(゚A゚;)ゴクリ

 

 

 

ドラゴン紫龍vsブラックドラゴン。あっさりやられる暗黒聖闘士が多い中、相対する聖闘士・ドラゴン紫龍を苦しめた強敵。いつも通り追い詰められた紫龍のセリフから始まるMAKE-UP さよならのかわりに-CAN'T SAY GOOD-BYをバックにした起死回生の廬山昇龍覇が熱い。倒された後も彼が仲間にかけた想いにうたれて血止めを施すなど人間的にも魅力溢れるブラックドラゴンのcvは山口健。色物と二枚目のキャラクターを演じる際のギャップが凄い方で今見ると紫龍のcv鈴置洋孝と演技が似ている気がします。魁!!男塾でも共に富樫と伊達を演じられていてお二人とも大好きな声優さんでした。

 

 

 

星矢と沙織の関係が一気に深まる回。星矢に対する淡い思いが芽生え始めたシャイナさんから見れば「黙って見てろシャイナ!」と罵倒され、二人だけの世界を見せつけられてしまうという残酷極まるシチュエーション。作画も美しく沙織のキャラソンが流れる中で彼女が傷ついた星矢を介抱する演出が印象的です。不人気主人公で有名な星矢だけど作中では沙織お嬢さん、シャイナさん、美穂ちゃんから好意を寄せられ、ピンチには魔鈴さんが助けに来てくれるというモテぶりと反比例しているのが面白い。星矢のcv・古谷徹は今も若々しい声でコナンの人気キャラ・安室透を演じているのが凄いです。

 

 

優しい人間が実は一番の潜在能力を秘めていた事がわかるエピソード。覚醒で激昂するのではなく、静かに「僕は戦うことは嫌いだ」と宣言し、そこから「大切な人を傷つけるのであれば僕は戦う!」と小宇宙を爆発させる過程が実に瞬らしい。絶妙なタイミングでかかる「ネビュラチェーン - 兄弟の絆」。普段はチームのサポートやネビュラチェーンで防御に重きを置いたスタイルの瞬が一転攻勢の一撃で双子座の聖闘士を吹き飛ばす様は圧巻。瞬の魅力であるcvの堀川亮の透き通った少年声から凛とした強さが際立つ姿が記憶に残ったとても好きな回です。

 

 

 

黄道十二宮編序盤に主役の一人が早々にリタイアしてしまうという衝撃の回。当時、私は原作を知らなかったのでまさかこんな早々にいきなり出てきた師の師とかいう人にいきなり氷漬けにされてしまうとは思わず、氷河のファンだった事もありリアルタイムで見てガチ泣きしてしまいました。中盤で復帰したときは本当に嬉しかった。復活後の蠍座のミロ戦での勇姿がまた格好よく星矢・紫龍が全く敵わなかったミロを氷結リングで足止めし「それくらいで倒れるお前らじゃないだろう。全員で教皇の間まで乗り込むぜ!」と内なる闘志を燃え上がらせ叱咤激励するシーンは正に死の淵から蘇った勇者という言葉がよく似合う氷河ならではの名シーンです。

 

 

一輝の仲間たちに対する友情が爆発する回。とにかく一輝がサガにボロボロに打ちのめされる。一匹狼の強キャラで最も神に近い男・シャカを五感を失いながら道連れにし、そして不死鳥のごとく蘇った一輝が!作画も容赦なく、サガの高速拳をくらいグシャグシャにされる顔のアップなどこれまでの一輝のイメージが崩壊してしまう展開。それでも「同じ時代を分かち、生まれてきた熱き血潮の友や弟たちの死を無駄にしないためにもこの命かけて…! 」の言葉を胸に食い下がる一輝の熱き魂がこちらにも伝わってくるんです。時に星矢たちを突き放す言動の多い彼だけど陰ながら仲間たちの事を見守り、いざとなれば命を惜しまず投げ出すフェニックス一輝の魅力が存分に盛り込まれたエピソードだと思います。

 

GyaOが閉鎖されると同時にサムネが消えてしまった…無料期間が終わってもリンクが生きていたのに本当に全部消えたんだなと実感。またおいおい画像か別のリンクを張り直したいと思います。