自分の望むモノが手に入らない？
やりたいことができていない？
毎日が楽しくない？
アナタにそういう不満があるのなら、物事を論理や因果律に縛られて考える習慣があるんじゃないかな？
例えば、こんな感じに。
① 今のお勤めが楽しくないので、独立して、何か自分の特技を活かした仕事を自営でしてみたいと思っている。
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② でも、その特技で、果たして、現在の給料以上の収入が安定して得られるようになるのだろうか？
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③ その特技を、プロの域に高められるまで、かなり努力しなくてはいけない。
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④ 自営業として経営していくための、経理とか営業とかのノウハウも勉強していかなければいけない。
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⑤ しばらくの間は、③と④のため、仕事が終わったら、遊びや息抜きを控え、学びを頑張ろう。
望みややりたい事が叶わなくて、毎日が楽しくない人は、上の①〜⑤のように、目標達成のためのプロセスを論理的に順序立てて、考えてしまうんだよね。
これは逆に言えば、望みややりたい事を叶えるためには、それに適した準備や努力をしなくてはいけないって思い込んでいるとも言える。
つまり、原因(準備・努力をする/しない) → 結果(望みが叶う/叶わない)、という因果律の典型に囚われちゃってるわけだ。
と言っても、オイラはなにも、この因果律が間違ってると言いたいわけじゃない。
強い意志や忍耐力があり、コツコツと弛まぬ努力を継続できていく人ならば、見事に大成という結果を手に入れることができるでしょう！
だけどね、そこまで意志も忍耐力も強い人なんて、そうザラにはいないよね。
大谷翔平とか井上尚弥とか、いかにも意志が強そうだけど、あんなふうにストイックにはなれないでしょ、普通の人には！
だから、大半の人は、すぐに努力が辛くなって、目標や望みをどんどん下げていかざるを得なくなっちゃうんだな。
そうすりゃ、いつまで経っても、望みが叶わない、やりたいことができていない、って不満を抱き続けることになるし、毎日が楽しくないってことになっちゃうよ。
だから、オイラは、この因果律っていう考え方を綺麗サッパリ辞めちゃうことにしたんだ。
あれは多分5-6年前の頃だったと思う。
当時、英会話スクールの経営が年々悪化してきていて、そこに加えて、大口の出張授業契約を交わしていた大手企業から、突然、契約終了の通告を受けちゃってね。
どうあがいても、そこから、経営をV字回復させるようなプランが思い浮かばなくなった。
こりゃあ、この先、地道にコツコツと時間をかけて頑張っていくしかねえかーって歯を食いしばる覚悟を作ろうとしてたらね。
突然、頭の中に、「オマエ、こんなこと続けていくことが本当にやりたいことなのか？」って声が響き渡ったんだよ。
小さな教室に閉じこもって、毎日、毎日、受験生に、英文法や英検、TOEICなどのテクニックを教え続けていくような生活を死ぬまで続けて楽しいのか？
20数年間、嫌いではないから続けてきた英語指導という仕事だったけど、そんな内なる自分自身から問いかけの声に対し、オイラの答えは、ハッキリ、「ノー」だったよ。
じゃあ、何がしたい？
即座に頭に浮かんだのが、旅人のイメージなわけ。
でも、旅人って、オマエ、旅が楽しいのはわかるけどさ、実際、どうやって、旅で食ってくんだよ、いったい？
ここで、やっぱり、因果律が金科玉条の如く登場してきたよ！
(旅に関係するメシの種を見つけないと)→(食っていけないので旅人にはなれない)、まさに、ケチのつけようのない見事な因果律だ！
そこでオイラがどうしたかと言えば。
知らーね！食っていけるとかどうでもいい！とりあえず明日から旅出かけちゃう！あとは野となれ山となれじゃー、ざまあみろ！
そう、この日こそ、まさに記念すべき、因果律の呪縛の鎖を、無慈悲にプッつんと切ってやったアニバーサリーなのだ！
望むもの、やりたいことを、今すぐやっちゃいけないって、誰が決めたの？
楽しくない毎日って、そんなもの、この瞬間から、楽しいことをやる、または、楽しくないことはやらないって決めちゃえばいいじゃん！
で、あの日から6年近く経った。
今のオイラが因果律から完全に自由になったのかって聞かれたら、イエスとは言えないかもしれない。
いくら呪縛の鎖を断ち切って、自由にやりたい事をすぐにやるという行動本位のライフスタイルに変えたつもりでも、まだまだ、時折り、葛藤の小噴火が火を吹く時もある。
だけど、毎日が楽しいかい？と聞かれれば、今のオイラは躊躇なく、イエスと答えられるよ！
望む物もやりたい事も、どんどんと手に入ってきてるしね！
だけど、困ったことに、望みややりたい事って、叶い始めると、次から次へと新たなものが浮かんできちゃうんだよね。
だから、オイラは、これから、ますます、身軽に、後先考えない行動本位の生き方を加速していくよ！
望む物、やりたい事が浮かぶという事自体、実は、それが未来では叶ってしまっているということの証なんだって気づいたから。
この世のパラレルワールドの仕組みって、この瞬間に自分が能動的に選択するものがどんどん実現していくんだから、欲しいと思ったらすぐに行動を起こし、進みたい世界を選択しちゃうに越したことはないらしい。
この頭に浮かんでいるやりたい事をすでに未来でエキサイトしながらやってる自分がいて、その喜びの波動が今の自分に伝搬してるんだって、思ってみるといいよ。
そう考えればさ、少なくとも未来の自分はどんどん楽しい人生を送っているんだーって思えるようになってくるから、自然に今のアナタにもポジティブな気分が沸き起こってくるからねー！
