サンデーサイレンス系

 

☆ディープインパクト産駒

☆ハーツクライ産駒

☆ステイゴールド産駒

 

1.ディープインパクト産駒

 

スピードと瞬発力に基本秀でている。軽い芝が合う。

基本的能力が高い分、ややスタミナに欠ける。

得意な距離・・1400m~2000m

得意な舞台・・東京、京都

 

2.ハーツクライ産駒

 

晩成型が多いイメージ。サンデー系の中ではスタミナに秀でている。ダートでも活躍が多い産駒で、雨でもねらい目。

タフなレースもこなせる。

得意距離・・1600m以上

芝・ダート〇

 

3.ステイゴールド産駒

 

短距離戦よりは中~長距離系が活躍が多い。晩成型。

ステゴ=気性難。のイメージがあるようにパワーもある。

暮れの中山などタフな場面でねらい目。

得意距離・・1700m以上

重馬場〇 ダート×

稍重・・△

 

 

ミスタープロスペクター系(ミスプロ系)

 

北米で人気が根強い系統。アメリカのダート短距離で活躍。

日本にきて、キングマンボ→キングカメハメハなどの種牡馬を生んだ。サンデー系が混ざらない非サンデー系。

 

ミスプロはダート馬であったが産駒は芝で活躍する産駒も。

 → 代表 キングカメハメハ

 

1.キングカメハメハ産駒(キングマンボ系)

 

馬場にあまり左右されないオールラウンダー。早熟タイプが目立つ。万能タイプだが長距離はあまり得意としない。

得意距離・・1700m~2400m

芝・ダート〇

 

代表産駒・・ロードカナロア、ラブリーデイ、ホッコータルマエ、アパパネ等

 

中山・阪神などねらい目。

 

2.アドマイヤムーン産駒

ダートはあまり得意とせず、芝1400mを得意とする。

芝〇 ダート×

 

3.サウスヴィグラス産駒

ダートを専門とする血統といっても過言ではない。

ダートでも短距離を得意とする。芝は不得意。

 

 

ノーザンダンサー系

 

ノーザンダンサーの血は母馬の良さを最大限引き出してくれるため、様々な特徴を引き継いだ産駒を生んだ。

 

特に代表されるのは

 ☆クロフネ産駒

 ☆ハービンジャー産駒

 

1.クロフネ産駒

 揉まれない広い競馬場や外枠が得意で、長距離はあまり得意とせず。スピードとパワーを兼ねている。

芝・ダート両刀で走る。

札幌・函館など洋芝でねらい目

 

2.ハービンジャ―産駒

 スピードに持続力があるのが特徴で、パワー・スタミナが必要な馬場での活躍が多い。洋芝や稍重で狙いやすい気がする。暮れの京都も相性〇 

小回り・高速馬場は苦手。ダート短距離×

距離延長で好走し、広いコースで差しが決まる馬場が得意。

芝中長距離で中山などのスタミナが問われる舞台で好走しやすい。

 

得意距離1800~2400m

芝〇 ダート× 重馬場×

 

 ノーザンダンサー系には

 芝で走る「欧州型」

 ダートで走る「米国型」(ダートマイル適正〇)

 短距離が得意な「豪州型」がある


 

欧州型ノーザンダンサー系

 ☆サドラーズウェルズ系 ☆リファール系

 ☆ニジンスキー系 ☆ノーザンダンサー系

 ☆欧州型ダンチヒ系

 

1.サドラーズウェルズ

 ☆豊富なスタミナと馬力。

 日本ではメイショウサムソン系。フランケル系が活躍をみせている。

 

 メイショウサムソン系

 サドラーズウェルズ産駒らしく、タフな馬場を得意とし、しぶとく走るスピードと豊富なスタミナが特徴。

 晩成型の傾向がよく見られる。

 芝・・マイル~中長距離

 ダート・・中長距離で好走傾向。

 

 フランケル系

 広い競馬場でタフな馬場と相性がよい。芝適正のほうが高い。欧州で活躍が多く、日本のスピード馬場より洋芝のほうが好走率がよい。パワー系。→上級条件では瞬発力に劣る。嫌って妙味が出やすい

 

2.ニジンスキー系

 

 ニジンスキー自身はカナダ産駒であり、英2000ギニーを5馬身差で圧勝すると英クラシック3冠を達成した名馬。

父系よりは母系で豊富なスタミナと力強いスピードを伝えている。

 

 

3.リファール系

 

 リファール系の種牡馬はノーザンダンサー系の中で日本芝適正が高い。日本むきのスピードで瞬発力勝負に強い。

ディープインパクトもリファールをもち、クロスをもつジェンティルドンナも芝で活躍した。

 

 

 

4.欧州型ダンチヒ系

 

 タフな馬場に強く、重馬場や暮れの中山で活躍。

 パンパンの良馬場ではキレ負けすることも。

 代表産駒→ハービンジャ―

 好走と凡走を繰り返しやすい。

 

 

米国型ノーザンダンサー系

 

☆ストームバード系 ☆ヴァイスリージェント系

☆ヌレイエフ系

 

 

1.ストームバード系

 

 短距離を中心に、芝・ダートで活躍。母系としてディープインパクト産駒と相性〇(例;キズナ・リアルスティール)

 

2.ヴァイスリージェント系

 

 基本的にダート短距離。中距離までこなすタイプもおり、芝のマイル重賞で活躍する産駒も。

 代表産駒→クロフネ。

 母系が芝なら芝系 ダートならダート系になりやすい。

 

3.ヌレイエフ系

 

 前向きな気性を持ち、芝のマイル路線で活躍した競走馬がおおい。母系としてパワー・スピードを伝えている。

 

米国型ダンチヒ系

 

主に短距離で活躍。芝向きかダート向きかで分かれる。

 

ダートが苦手で凡走しても、パワーがあるので芝・重馬場・短距離で穴をあけることも。ダンチヒ系はパワーがある分、反動が出やすいので好走・凡走を繰り返すことも。

 

父としてだけでなく、母父としてダンチヒを持つ馬も持つ特徴。

 

 

※ .タートルボウル

 

 産駒は芝・ダートで活躍。距離適性はマイル以上。

 特にダート1600m~1800mで活躍。

 ダートで走る場合、牡馬で母系にダートをこなす種牡馬がいることが好ましい。欧州色が強く日本の芝を走るスピードがないため、芝の短距離は不向き。

 

☆砂をかぶらない外枠で好走しやすい。

下級条件・ダートで穴をあけやすい。

 

 

ま と め

 

長距離スタミナ血統(欧州型)

 ニジンスキー

 サドラーズウェルズ

 ディンヒル

 

スピード・パワー血統(米国型)

 ストームバード(ストームキャット含む)

  ・・芝・ダート含む短距離型

 ダンチヒ系・・ダート短距離型

 ヴァイスリージェント系(フレンティデピュティ)

 ジャイアントコーズウェイ系

 リファール系

 クロフネ系

 ヌレイエフ系

 ピヴォタル系

 

成長力・瞬発力(日本型)

 ノーザンテースト

 

オールラウンド型

 フレンティデピュティ