皆さんは「涼宮ハルヒの憂鬱」というアニメをご存じだろうか？
こいつがオタクにエライ受けが良くて
私の友人のオタクにも延々と良さを説明され
あまりの勧めにちょっと見てみる気になった。
過去に私は角川でお世話になって本を出して頂いたが
２００７年度で圧倒的な売り上げを誇り
角川を支えたのがこの涼宮ハルヒであり
私の担当者は「これでいいのか角川！」と
嘆いていたのも思い出し
少し楽しみになる。
内容を超簡単に説明すると
主人公だかヒロインだか実に微妙なポジションの
女の子が実は神様で
心から願えばなんでもそれが実現する。
んで狂って世界を破滅させられないように
宇宙人・未来人・超能力者が神様を監視する。
神様は女子高生。
んで神様が好きな男の子も男子高校生で
ちょっとしたラブコメ的な物もある。
で、巨乳でロリっ子で萌え系な未来人と
エヴァの綾波レイのパロディみたいな
宇宙人が大人気。
オタクが喜びそうなものを
これでもか！と
詰め込んだアニメと言えば
わかりやすいだろうか？
しかし私にはオタク素質が全くないらしく
つまらなくはないけれど
おもしろくもない普通のアニメに見えた。
特段、心惹かれるものなど無かったし
何がそこまでオタクを熱狂させてるのか
私には全くわからない。
しかし最近ハマりつつある。
ハマりつつあるというか
ハメられてしまった。
決して作品の魅力ではない。
勝つか負けるかの勝負に
ハメられてしまったのだ。
今、現在「エンドレスエイト」というタイトルで
涼宮ハルヒが展開されてるのだが
簡単に説明しますと
神様仏様ハルヒ様が
夏休みにやり残した事があって
夏休みを終わらせたくないと思っている。
神様がんな事を思っちゃったもんだから
８月１７日～８月３１日を
無限ル～プするという
とんでもねえ状態に入りこんだ。
その回数１５０００回越え。
毎回そのやり残しが解消されず
何度も何度も無限ル～プ。
神様ってバカ？
話の展開としてはちょっとおもしろい。
誰しも「夏休みを終わらせたくない」と思う事が
一度はあり、それが実現しちゃったよ！みたいな
感じで若干の感情移入ができて
発想としては秀逸である。
ただ問題なのは放送内容だ。
ただいま７週連続で
同じ内容のお話を
エンドレスで続けている。
前代未聞のバカげたことを
やり始めやがった！
エンドレスエイトだから抜けられない。
だから同じ内容を放送する。
ハルヒ信者であり
大概は受け入れる私の友人の
オタクも怒り狂っております。
厳密に言えば、服装が違ってたり
言葉の喋り方や中身が
ほんのちょっと違ったりするのだが
間違い探しをやらせるにしても
７週連続は飽きるを通り越して
どうでもよくなる。
７回×２５分で１７５分。
約３時間も同じ映像を見せられてる私は
もはや引くに引けない。
「来週こそは・・」と思いながら
見てしまっている自分が
ちょっと情けない・・・
しかしもう逃げられないのだ。
今の時代、ネットになんでも転がっている。
２ヶ月くらい忘れて、ネットで拾って見れば
どこで進んだのか確認できるし
見終わって「またか！」と怒りと失望を
感じる必要もない。
ただ男は闘わなくては
ならないときがあるのだ。
闘う時を
完全に間違えてると思うが
でも闘わなくてはいけないのだ。
今、様々な説が流れている。
「エンドレスエイト」にちなんで
８回目で進展する。
この説なら次回で進展を迎える事になる。
私はこの説が好きだ。
今のところ、人生で一番無駄な
３時間を過ごしてしまったので
もうこれ以上のロスタイムは
いらないというのが本音だ。
そこから考えたら次回に進展して欲しい。
そしてもうひとつ変な説が流れている
「エンドレスエイト」の名は
８月を示している。
なので８月いっぱい
同じ内容をル～プする！という
説が流れているのだ。
これはたまらない！
あと４回ほど同じ内容を見せられるとなったら
いよいよガマンならないオタクが
アニメの制作会社に
「進展させろ！」と書いた
トラックで突入する危険性がある。
私は闘う決意をしたからかまわないが
オタクという生き物は
好きなものに関しては
すぐに怒るしムキになるし
短気になる！という
私の学説がある。
本当に危険な目にあう前に
そろそろ進展させて頂きたいものだ。
そしてこの存在を初めてしった皆さん！
ネットをちょいちょいと検索すれば
山ほど涼宮ハルヒの動画が転がってます。
これを読んだ人は
ネットで検索して
エンドレスエイトという
タイトルの７話分を
今すぐに見なさい。
見ないと世の中の不幸が
全てあなたに降り注ぎ
男は股間が腐って落ちます。
女は乳首がむっちゃ黒くなって
シングルCDを越える
乳輪サイズになります。
私がそう念じる事にしました。
そしてこれを読んだ方は
自分のブログに書いて
この不幸を世の中に広めましょう。
私が人生で無駄に使った３時間を
あなた達も味わってください。