子供の頃に失ったものは何か
心の痛みから自分を守るための反応=否認
話すな、感じるな、信頼するな
孤立
本当のことを話せない=孤立
硬直性
厳しすぎる家庭、権威に歯向かうことを許されない家庭=硬直性
話すなに加えて、質問するな、考えるな
シェイム=自己否定感、恥辱感
自分は人から顧みられない存在だと感じること
親からの拒絶体験を受けた場合
話そうとしても聞いて貰えない、困った時に助けてくれない
これが失ったもの4つ。
私の場合は全てに該当。
失ったものの正体。
否認=素直さや正直さ。
孤立=情緒的なつながりの喪失、信頼感の喪失。
硬直性=柔軟で自発的な選択肢の喪失。
シェイム=自己価値の喪失。
全部私に当てはまります。
回復のステップ。
1、かこの喪失を探る
どんな出来事に傷ついたのか
必要だったのに手に入らなかったものは?
過去を探るのは誰かのせいにするためではなく、真実を発見し認めるため。
子供時代の体験を自分のものとして受け止めることは自分を防衛しなくてはならないと言う重荷からおとなのあなたを解放してくれ、自分で選ぶことを可能にしてくれる。
2、過去と現在を繋げる
過去と現在の生活との間に、原因→結果のつながりを見つけることで、進むべき方向が見えてきます。そのことによって、今、ここにもっと集中できるようになる。
3、取り込んだ信念にいどむ
子供時代に取り込んだ信念はしばしば無意識のうちに私たちの行動を左右する。
私たちはまず信念を見つけ出し、それが肯定的なものか、否定的なものか、自分のために役に立っているか、外になっているか問いかけてみる。
メッセージを書き出し、その紙を破る。
メッセージを書いた紙の上に座り、NOという。
4、新しいスキルを学ぶ
行動を変えることだけに注目するのではなく、これまでの回復のプロセスをきちんとこなしたうえで、新しいスキルをまなぶ。
新しいスキルを学ぶことでまた過去からの痛みの感情がでてくる。
できる限り立ち止まり注意を払う。
感情を感じ、痛みがどこからやってくるのかを見極める、その場で感情を表現する、習慣になるまで繰り返す。安定して自分のニーズを満たせるようになるまで。
以上、子供を生きればおとなになれるの本より。
とてもいい本でした。
もっと書きたいことたくさんありました。
この本は傷ついたトラウマのような過去をもってない人も読んでみたらいいのでは無いかと思いました。
自分の扱い方を学べば、現実がよくなる気がしますから。
おとな=自分を幸せにできる人。
この本の帯にかいてあることば。
わたしは自分を幸せにできず、他人に依存、アルコールに依存していました。
楽しい週末を過ごしたくて、誰かを誘ってみたり、酒を飲んだり。
とにかく、誰かや何かありきではないと幸せじゃないし、みんなが帰ったあとの孤独感をいつも感じていました。
今は少し大人になれたのか、一人の時間も楽しめるし、闇雲に不安を感じること減りました、
エホバの親に育てられた人は、自分の本音を親に聞いて貰えない、やりたいことを否定される、子供の頃悲しくて虚しくてイライラして、、、でもそれをやらないと生きていくことさえできない。
そんな過酷な状況です。
そこからどう回復するか。
そのステップをきちんと踏むことができれば、早く回復できて、まともに生活できると思います。
でも、間違って、変な人に依存したり、変な薬物に依存したり、悪い方向に行ってしまうこともあるかもしれません。
どう、あの地獄の苦しみから回復していくか。
これを大人が教えてあげたらいいように思います。
今は宗教2世のための団体が立ち上がってるので、2世で宗教やめたばかりの方はぜひ、そういう団体さんの力を借りて欲しいです。
傷だらけの心をさらに傷つけるような、人やモノ、詐欺のようなものに触れることがないよう、サポートもらいながら回復してほしい。
わたしは男と酒とへんな投資やらいろんなことで馬鹿みてどんどん傷ついていました。
だれとも繋がれないと、むちゃくちゃになってしまいます。
2世は苦しい。
でも、サポートを受けて、健全に回復できますように。