一見にこやかに見えて、優しく見える。
エホバを信仰する集団。
姉妹たちはほんとに優しくて兄弟は明るかった。
ように見えた。
でも実際は静かにジワジワと生きる気力を奪われ、心の底に怒りが根付いた。
子供時代を奪われた。
私は最近、エホバという過去を持ちながらも、そこまで周りと大差なく生きれてるのではないかと思えるようになった。
これからの人生を楽しみたい。
でも、そう感じられるようになるまでの歳月は、どれだけ奪われたかにもよると思うし、一生埋まらないほどの心の傷を付けられた人もいる。
子供が輸血で亡くなったとか、どうしても埋められない。
信仰し続け、子供の復活があって初めて、心の傷が癒される。
でもそんな日が来る前に、命を落とし、永遠よみがえらない。
エホバにより奪われ、心の根に怒りがあった私は周りにとても迷惑をかける社会人となった。
全然関係ない人を傷つけた。
心が腐ってしまっていたと思う。
周りの人で腐っているのかな?と思う言動をする人をみると、哀れに思う。
不遇な事がずっと続くと、くさりたくもなる。
すごくよく分かる。
いいことやいい人に巡り合わないと、ずっと不幸だと腐る。
腐る原因が親なら、虐待になる。
私は人生取り戻した気分にもなれたが、だからといって誰かを救えるような人間ではない。
やっと自分の人生を生きれるようになったかなというだけだ。
誰もが不幸なことに、心を腐らせるようなことにならないでほしい。
誰もが幸せを噛み締めて、大切な人を守り、守られながら生きて欲しい。
腐った心をきれいにするのは、苦しいんだ。
世の中に生まれた子供みんなが、幸せにいきてほしい。