こんにちはヾ(＠°▽°＠)ﾉ
訪問ありがとうございます
途中になっていた中禅寺参拝の記録です
二泊三日で栃木と群馬の札所を周り
坂東33観音寺の8寺を参拝しようと
旅に出たのですが
旅行会社のツアーの様にキレ良く
廻れず2日間で五寺巡り
最終日は中禅寺だけでした
その日は
激しい雨が湖を靄のスクリーンで隠し
湖畔の街は人影もまばらで寂しい佇まい
中禅寺の境内に入り
鐘楼をならし
身代わりコブの木や
石造り不動明王像
などをめぐりました
愛染かつらの撮影場所があります
ドラマは知りませんが名前は母世代から
聞いています
外に愛染かつらのほこらがありました
「愛染かつら」は母の時代の人気ドラマです
その撮影場所になったと書いてありました
奥の観音堂では
靴を脱ぎビニール袋に入れると
お坊さんに案内されて観音様の前で
色々お話を伺いました
観音様は立木観音 12面千手観音です
湖畔に立つ生木のまま彫られた観音様で
今も地中には根が張り埋まっています
苦難や災いを乗り越える力を与えてくれる
優しいお顔の観音様です
観音様の前にて下手ながら般若心経を
声を出し詠ませていただきました
そこで勧められたお守りです
指で握りながら願い事を10回唱えると
願いが叶うそうです
願う度に表面の色が変わるのですが
その時々に色や輝きが移り
たまに現れる黄金色は神々しく見事です
色は体温の変化で変わるのでしょう
通路の階段を上がり五大堂に入ります
五大堂にも仏様が何体か祀られていました
そこでも般若心経を詠みました
二階には願い事を書くと毎日祈祷して
頂けるお札がありました
願い事は２個限定です
「漠然とでなく具体的に」と言われ
凄く迷いました
とりあえず
コロリンのガンが再発しない様
今日も祈祷が行われている筈です
お堂を出ると二階は回廊になっていて
そこからの中禅寺湖は美しく霧の中に
広がり神秘的な姿に魅せられ暫し時を
過ごしました
御朱印いただきました
開山は勝道上人で1200年前です
3度目の登攀で二荒山の登頂に成功し
784年に中腹の湖畔に神宮寺を建て
それが今の中禅寺です
詩は
中禅寺 のぼりて拝む みずうみの
うたの浜路に 立つは白波
中禅寺の参拝を終えるといよいよ
家康の四百年大祭の東照宮にいきます
ところが
楽しみにしていた日光に向かう道で
突然コロリンの歯が痛み出しました
トントンは冷たく
「折角ここまで来たんだからちょっと
我慢するのはダメかな？」
と言いますが
トントンの歯が痛いなら我慢が出来ますが
コロリンの歯は無理です
我慢し様にも歯は頑固でうるさくて
我儘なのです
それからの日光東照宮も33観音の
宇都宮のお寺の参拝予定も全て通過して
直で家の近くの歯科医に向かいました
丁度主治医の先生が帰るギリギリ前に
到着しました
治療台に通されると
先生は自分は痛く無いので
麻酔もしないで
「ちょっと我慢して
前回治療した場所の噛み合わせが
ずれただけだから」
と言うと不具合部分を削る為に
ガーガー唸る治療器具を情け容赦無く
口の中に入れたのです
「歯を削っている訳じゃ無いからね
詰め物を削っているだけだからね」
と何度も先生は言います
料理の仲間にその話をしたら
「『歳取ったら強く歯を噛み締めない
無い様に』って
歯医者さんに言われたよ」
と教えてくれました
どうやら
巡礼時お寺の過酷な階段を
歯を喰いしばって必死に何寺も登り
想定以上に歯に負担がかかったようです
治療が終わってトントンに歯痛の
原因は噛み合わせだと説明をしたら
「Σ(￣。￣ﾉ)ﾉそれだけ…？」
って不貞腐れ顔で言われました
楽しみにしていた四百年大際の東照宮に
行けなくてちょっと残念だったみたいです
（；￣ェ￣）…
それはコロリンも同じです
空気読まないコロリンの歯のせいです
トントンが歯が痛いのを我慢するのは
歯医者さんへ行きたく無いからです
だから歯がボロボロです
痛みを我慢してもちっとも偉く無いです
それからはお寺の階段を上る時
上の歯と下の歯を噛み締めない様に
1センチ程空間を作って口を開けて
登る事にしました
実に力の抜けた頑張れないカッコ悪い
登り方ですが仕方がありません
それからは痛くならないので
これからも続けています
あと坂東33のお寺も４寺残すのみです
何か…終わちゃうのがちょっぴり寂しい