こんにちはヾ(＠°▽°＠)ﾉ
訪問ありがとうございます
ちょっと遅くなりましたが
昨日お雛様を飾りました
嫁いだ娘が置いてきぼりしたお雛様です
ここ数年はピアノの上に人形だけ置いて
お人形達の階層格差を廃止して
一列に並べて飾っていました
きちんと人形の台で飾ったのはかなり
前です…何年振りでしょう？
「ポコ(お腹の中の孫)の為に来年雛人形
持って行くからね」
って姫が言ったので最後に一度完成系で
飾ってあげました
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久し振りに高い位置に座ったお内裏様と
お雛様は他の人形が下の段にいるのを見て
やたら偉そうに威張っています
お人形の前でじっと座って眺めていると
コロリンの頭の中は平安の雅な宮中の
妄想が湧かびあがってきます
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我が家のお内裏様は光源氏並みの色男
彼は三人官女の右側の娘に昨夜熱烈な恋文と和歌を渡して
どうやら今晩寝屋へ忍んで行くらしい
その恋文を盗み見た真ん中のお雛様付き
官女は怒り愛する気弱なお雛様を守る為
お内裏様お手つきのその官女を亡き者に
しようと毒殺を画策
下段に座る靴を持つ役人に牛舎の陰で
毒薬を手に入れるように命令したのです
一方五人囃子はぶたいの中心に誰が
位置するかを巡って喧嘩を始めました
その亀裂は外にも聞こえるようになり
先日グループ解散の噂が流れ大騒ぎに
結局ジャンケンで決着をつける事に
なったとか…
うちの左大臣はお雛様に思いを寄せて
叶わぬ恋に身を焼いております
右大臣の娘(左側の女官)を妻に持ちながら
最も彼女は気が強く口から出る言葉は
絶えずトゲが隠されて発せられると
心に突き刺さりジワジワと痛みが増すのです
それでも妻にした以上は我慢するしか
仕方ないのです
夫婦だから
お雛様に恋する左大臣は
引き寄せられるように宮中奥を歩いていると
突然「ガタガタァ！」宮殿が激しく
揺れだしました大地震です
お雛様の断末魔の叫び声を耳にすると
左大臣は必死に救助に…
なんて
この地震は実は(*^^*)コロリンが
ダンボールをしまう時に雛段にぶつけて
おきた地震だったのです
落ちたお雛様を慌てて元に戻しました
それにしても優雅なお雛様の姿を見て
下世話な妄想をするコロリンがあさましい
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お雛様は姫(娘)の初節句の時今から35年前
コロリンの両親に人形の街岩槻に行って
購入して貰ったものです
七段飾りの赤い毛氈に座るお雛様は
コロリンの子供の頃からの憧れでした
コロリが生まれた60数年前は戦後の復興期
まだまだ日本は豊かとは言えず
一般家庭の雛人形は豪華な物は作られず
コロリンのお雛様も小さなケースに入った
手のひらサイズのお雛様でした
それでもお雛様が大好きなコロリンは
「お嫁さんに行けなくなるよ」って
忠告を無視して一年中仕舞わずに
お雛様を部屋に飾っておいたのでした
結局「結婚出来ない」は都市伝説だったと
証明しました
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段飾りが欲しかったコロリンは娘の初節句に
念願の段飾りのお雛様を買って貰いました
大きいのが良いとのコロリンが言ったので
それに逆らえる人はいません
「四畳半のお部屋があれば飾れますよ」
の定員さんの甘い言葉に誘われて
この雛人形を買ったのですが…
確かに四畳半の和室に飾ることは出来た
Σ(￣。￣ノ)ノが
その頃の我が家は公団の六畳と四畳半の
2DKそれも極狭の団地サイズ
お人形を並べるにも脇に入る隙間が無く
段の下から手だけ出して人形を並べます
考えたら四畳半で寝ていたので
布団を敷けない∑(゜Д゜)寝られない…
そこでリビングに使っている部屋の
ソファーを片付けながら何とか布団を
並べて寝たのでした
全く手が掛かるお雛様でした
でも夢に見た部屋いっぱいのお人形に
大満足なコロリンでした
その頃まだ二十代半ば若いと言うより
幼かったです
なんでも出来ちゃうんですよね
夢や憧れをエネルギーにして
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このお雛様はアメリカ赴任時にも持ち込み
現地の人に日本の香りを披露しました
ロサンゼルス郊外は元々荒野で乾燥激しく
人形の糊が乾き首が取れてしまいました
まぁ嵌め込めばなんとかなるので
そのままにしておいたら
日本の猛暑の高温多湿でどうやら糊が溶けて
再びくっ付きなんと首が繋がったのです
めでたしめでたし＼(^o^)／
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それにしてもポコちゃんの為に
段飾りを持って行くのは良いが
飾れても仕舞える場所があるのかな？
でも7段飾りのお雛様は女の子の夢です
なんとかするでしょう
3月に生まれる姫のポコちゃん(孫)には
段飾りと一緒に飾れる手頃なサイズの
ケース人形を買ってあげようと思っています