日本の核武装と日米の二段階核戦争戦略 | 日本人の進路

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左翼全体主義(共産主義)国家化が進む日本。マスコミはどこを向いても左翼ばかり。これでは日本国民が洗脳されてしまうのはくやしいけどどうしようもない。ただあきらめてしまったら日本の明日はない。日本の中、露、朝への属国化が現実のものとなってくる。

日本の核武装と日米の二段階核戦争戦略
 

 

 

 

 


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日本の核武装と日米の二段階核戦争戦略


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日中友好とは日本を侵略しますという意味である

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日本の中国への植民地化推進政党

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$日本人の進路-日本の植民地化推進政党
   

自民党安倍政権が上記に仲間入り

 

 




















日本はサヨクにより国防もまともにできない国になっている

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日本滅亡推進者

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$日本人の進路-日本滅亡推進者













平和ボケ日本人

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$日本人の進路-平和ぼけ日本人





























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大森勝久評論集より


http://1st.geocities.jp/anpo1945/nidankai.html








ロシアや中国等全体主義国に対する第二次冷戦を開始すべし(2006.4.8)




4、日本の核武装と日米の二段階核戦争戦略


大森勝久





(1)防衛庁上級職にも侵入している共産主義者





 祖国の独立と安全を守るのは、国民の第一の責務である。日本政府はなおさらである。だが、政府がこの責務を果していない以上、国民は崇高なる国防の責務により、政府を断固として批判し根源的に改めさせていく義務がある。国民が忠誠を尽すのは、祖国とその法であって、時々の政府の政策ではない。政府はアプリオリに偉いのではない。祖国に忠誠を尽し、法に支配されて、なすべき責務を果敢に実行している政府だけが偉いのだ。法的責務を果さない政府は、その資格がなく、違法である。保守派は前近代的政府観を、一掃しなくてはならない。


 戦前の政府は、革新勢力=天皇制社会主義勢力とそれに偽装した共産主義グループの二つの革命勢力に乗っ取られてしまったから、狂愚の大東亜戦争を仕掛けて、祖国を亡国に導き、310万人もの日本人をも犠牲にした。スターリンの謀略であった。今日の日本政府の多くは左翼(共産主義)ではないが、防衛庁にも左翼は潜入しているし、政府の外でなされる中露の尖兵たる左翼の反核運動や反軍運動、「九条を守れ」等の「平和」運動(転倒語)に敗北して、政府は保守の国防政策を断行できず、左翼の政策(核廃絶等)を推進してきたのであった。もしこのまま核武装が出来なければ、日本は今度は戦前と異なって無為ゆえに、核超大国のロシア、核大国の中国に侵略されて分割占領され亡国に至るであろう。ロシアは戦前からの野望を実現することになるだろう。
 


 ロシアの対日核攻撃で最も脅威になる兵器のバックファイア爆撃機は、極東に約140機配備されているが、『防衛白書』はこれを約70機と記す。これを中川教授は次のように批判している。「『白書』は、少なくとも『ミリタリー・バランス』に従って「137機」とすべきものを、「約70機」と、意図的に機数を改竄している。ロシアの脅威を可能な限り低く見積れ!どんな嘘も構わない!というのは『防衛白書』を担当する防衛庁の公然たる方針である。現在の革労協の前身「社青同」の暴力革命学生であった西広整輝が事務次官になった1990年前半の頃から、『白書』は改竄数字だらけになった。この“西広イズム”が今も生きているのである。防衛庁の上級職(1種)官僚は、全共闘系の極左が主流である」(『日本核武装の選択』126頁)。


 更に引用しよう。「『白書』は、バックファイア爆撃機について「(東アジア)戦域核戦力」と記述せず、その対日脅威をぼかすために、「非戦略核戦力」などという・・・用語を持ち出す。一般の日本人にとって、「戦略」という言葉ですら難しいから、これを「非戦略」という言葉にすればさらに意味不明がひどくなるが、防衛庁はこれを狙っている。このように、『白書』は、現実のロシアの対日脅威を隠蔽すべく、意図的な情報操作を徹底的にしている。さらに『白書』は、「(ロシアの極東)航空戦力」の項では、たった一行分にもならない「SU-24/25/27」と「Mig-29/31」という具体的な機種名を完全に抹消する。防衛庁がロシアにおもねりその脅威をもみ消そうとしているのは、この事実一つでも裏付けられていよう。『防衛白書』は『反防衛の偽情報白書』である」(127頁)。
 


 北朝鮮の核開発が国会で論議されたとき、政府(首相や防衛庁)は、ロシアや中国の対日核戦力の脅威について一言でも発言したことがあるだろうか。保守系議員は追及したことがあるだろうか。爆発威力は抜きにして弾頭や爆弾数で比較しても、ロシア、中国、北朝鮮の核脅威は200対20対1である。日本政府は、「日露友好」「日中友好」に反することになるから両国の脅威について隠蔽してきたのである。職務放棄の反国家行為である。保守言論界もこのような日本政府を糾弾することがない。政府や自衛官からの共産主義者の一掃は直ちに実行しなくてはならない。


 私たちはこうした否定的な現実から出発して、立派な政府を創っていくしかない。しかし、祖国を愛し、美徳ある自由を愛し、祖国の独立と安全を守るのだという高貴なる精神があるならば、人間は正しき情報と正しき思想さえ獲得すれば、自らの誤りや不十分さを克服して飛躍的に成長していきうるものだと信じる。私はかつて日本を打倒しようと戦ってしまったどうしようもない狂った極左人間であった(ソ連、中国、北朝鮮などの全ての共産主義国を共産党独裁支配の国だとして全否定してはいたが)。約28年かけてやっと保守派に転生できた。しかし保守派の人間は、はじめから祖国を愛しているし、祖国の独立と安全を守る心があるのだから、正しい情報と思想に出会えれば短期間で飛躍していける筈だ。
 








(2)米国との強い同盟の絆の下での日本の核武装

 中川八洋教授の前掲書から再びポイントを紹介あるいは引用していきたい。「日本として、東アジアにあるバックファイアの三基地に対して、米国もしくは日本の核攻撃能力をどう展開するかは焦眉の急である。弾道ミサイルのパーシング2改のほか、射程4000kmの地上発射型トマホーク改も日本としては保有しておかなければ、日本の安全はまったく保障されない」(128頁)。「米ロ間にはINF(地上配備の中距離核戦力)廃絶条約があるから、米国は、日本への「パーシング2」などの持ち込み配備は、日本が非核三原則を撤廃してもできない。必然的にこれらのINFは日本の所有でなくてはならない」(136頁)。

 
米国が持ち込んだたった572基のINFによって、1980年代に米国がヨーロッパにおける戦域核戦争のイニシアチブを完全に握った事実は、東アジアにおける適正な対露INFの総量を算定する貴重な前例である。米国が標的にしたロシアのヨーロッパ側にある軍事目標は572カ所であった。ロシアの東アジア部の軍事目標がヨーロッパ部の3分の1程度だとすれば、弾道ミサイルパーシング2改は36基、地上発射巡航ミサイルトマホークは155基、計191基が必要となる(136頁)。
 



 「東アジアにロシアがつくった対日作戦可能な空軍基地は約60箇所ある。バックファイアなどの爆撃機やその他の空軍基地に対しては、その航空機が飛び立つ前に奇襲する必要から、必ず「パーシング2J〔改〕」を先制的に投射しなくてはならない。他の軍事基地は核巡航ミサイルでの攻撃でもよかろう。バックファイアは射程300kmのAS-4巡航ミサイルを空中から射つので、飛行中のそれを捕捉することは難しく、離陸前に基地もろとも破壊するしかないからである。とすれば、10分以内に到着する「パーシング2J」しか方法がない。ウラジオストック等の海軍基地にも、核搭載の主要な軍艦が碇泊している時もあり、出航前に撃破するには、十分前後で速やかに着弾する「パーシング2J」弾道ミサイルの使用の方が確実に破壊できる」(136、137頁)。


 「ロシアにとって、核兵器はあくまでも“使用”する兵器である。戦争遂行のための一つの兵器にすぎない。・・・が、こちらからロシアを核で“抑止する” ことはできる。なぜならロシア人は国家の存立が危うしと思えば、ためらうことなく、戦争という“外交の一形態”を凍結するからである。大東亜戦争を「運命」だと安易に始めたり、戦争を大義のための「滅びの美学」などという、日本人のような非合理な考え方はロシア人に無縁である。国家滅亡に至る道をロシアは決して選択しない。石橋を叩いても渡らない、極度の慎重さがロシア民族固有の文化であり叡智になっている」(128、129頁)。
 



 日本の核武装の第一の目的は、ロシアの対日核使用を抑止することである。その機能を判断する方法は、ロシアとの全面的核戦争を想定したシミュレーションにおいて勝利できれば抑止が有効に働いていると見なしてよい。そして日本が核戦力をいかに多く保有しようとも、米国の核戦力と統合したものでない場合は、このシミュレーションで必ず抑止が破れるから、日本の対ロ核抑止力は米国の核戦力と連結させない限り有効たりえないこともわかる。つまり、日本の核武装で日本が守るべき大前提として次の二点がある。(1)米国との強い同盟の絆における核武装であること。(2)この故に、日本の保有する核兵器はすべて(英国と同様に)米国と“二重鍵”にしておくことである。この二点に関し、日本に選択の自由はない(133、134頁)。 








保守系の中に紛れ込んでいる反米屋批判

 中川教授は、保守系の中に紛れ込んでいる反米屋を鋭く非難している。以下である。


 巷に流布する日本核武装論の中に、日本がアメリカから真に独立するためのものだと、日米同盟の切断を狙うものがあるが、それこそこの地球上にロシアが存在しないと幻覚する人々の妄言・妄想の類である。「反米」感情からの防衛政策など、所詮、日本の国益を危殆に瀕せしめる。保守系の中にも多い「反米・自主独立」論者は、「極左」にあい通じている。「反米」感情からの国防論議すべては、国益に反し日本を害する。「反米」は必ず「反日」に至る(133、134 頁)。
 



 日本の核武装は、日米同盟による米国の巨大核戦力を背後にもたない限り有効なものにならない。ことろが兵頭二十八は逆に、ちっちゃな核兵器を持ったら、もう米国は要らないと言う。-「日米安保条約も、日本が(たった12発の核弾頭という)核兵備を整えると同時に破棄しなければならない」(『諸君!』 1996年11月号、兵頭論文「まだくよくよしている安保崇拝論者に告ぐ」)-要は、二十八にとって日本の安全などどうでも良いのである。日米同盟解体のために核武装するのである(86頁)。 


 福田和也が執拗に二十八案を支持し宣伝するのは、この反米・日米安保破棄が狙いであろう。和也の著『日本クーデター計画』では和也自身が金正日の化身になっている。-「核武装は、アメリカの軍事的脅威に対抗するためにも是非とも必要である・・・わが国がアメリカ本土を攻撃できる核ミサイルを保有する必要があるのは当然」(『日本クーデター計画』111頁)-この書で和也はロシアや中共や北朝鮮に対する、日本の核ミサイルについては、一文字も言及していない(86頁)。中川氏は別の著書で「和也の核武装論も日本の国家防衛のためではなく、米国に発射して、米国にその報復として日本全土に大量の核反撃をさせて日本全土を廃墟にするのが狙いである」(『福田和也と《魔の思想》』94頁、清流出版2005年9月刊)と福田を批判している。


 既に紹介した理由で、中川教授は日本は長射程の核兵器(ICBM)は保有しないとする。日本がする核武装は、走行式弾道ミサイル「パーシング2改」 100基、地上発射巡航ミサイル「トマホーク改」150基、海上発射巡航ミサイル「トマホーク改」250基の計500基で、核弾頭を含め全てを米国から購入し、二重鍵とする、ということになる(142頁)。この基数になるのは、日本は中共の核戦力等や北朝鮮の核戦力等にも対処しなければならないし、予備が必要だからだ。 
 










(3)日米の対露、対中二段階核戦争戦略

 私の認識を述べると、ロシアの対日侵略戦争を抑止するのに必要となる日本の核戦力は、日米とロシアとの全面的核戦争を想定して、算出されるものである。その第一段階となる「戦域限定核戦争」では、米国本土は聖域となり、日本とロシアを戦域として戦われる。この時の「日本」の核戦力とは、日本自身が保有する核戦力INFと日本に配備される米国のICBM部隊の核戦力である。モスクワやその他ヨーロッパ部の軍事目標を攻撃するのは、この在日米軍ICBM部隊の役割であり(中川氏は197頁で述べている)、日本はロシアの東アジア部(極東、シベリア)の軍事目標を攻撃する。日本が主体になる戦争である。


 第二段階は、米国と日本とロシアが戦場となる米日露の全面的核戦争であり、米国が主体となる戦争である。この第二段階の全面核戦争において、米国が確実に勝利し、ロシアが確実に敗北することになるように、米国は十分な核戦力を保有しておかなくてはならないし、また第一段階の戦域限定核戦争において、日本と米国は、第二段階で確実に勝利できるように、ロシアの核戦力を破壊しておかなくてはならない。日本が保有すべき核戦力は、こうして算定されるものである。
 



 このシミュレーションにおいて、日米が勝利するならば、日米はロシアの対日核侵略戦争を抑止でき、完全に封じ込めることができるようになる。もちろん米国は、ヨーロッパの自由主義国との間で、1980年代のような「ヨーロッパ戦域限定核戦争戦略」を再構築する必要がある。東西からロシアを封じ込めるのだ。


 日米は日米同盟に基づいて、中国に対しても「東アジア戦域限定核戦争戦略」を構築していく。日本の核武装である。そうすれば日米は、中国を完全に封じ込めることができる。そうなれば、中国の侵略的行為である日本の宗教(靖国神社)と教科書に対する内政干渉も直ちに中止される。日本が中国から侮辱されつづけ、国の威信を踏みにじられ続けてきたのも、日本が核武装してないからである。正しい歴史観を持てず、戦う意志が欠如しているからである。
 



 中川教授は次のように述べる。「日本は核武装をしていないから、中共に侮辱され、過去数十年にわたって靖国神社や教科書に至る、主権国家の専管事項である内政にまで深く不当な干渉を受け続けてきたのである。・・・そもそも核武装の最大の眼目の一つは、抑止や防御の国防とともに、仏のド・ゴールが正しく言明したごとく、外国の侮辱を排して、国家の威信の確立であり、民族の独立精神の涵養にある。つまり、核武装によって、現在の「落ちた評判」を回復し、日本の国際的地位を復権する機能を核武装は持っている。日本人としてその“士魂”を蘇らせてくれる。この結果、日本の国際的評価はあがる」(91頁)。


 「日本の核武装の決断は、狂気であるこの「反核」の虚妄から日本を救うだろう。日本が健全な国家意識を蘇生せしめる第一歩となるだろう。核武装こそ、日本を堕落せしめ腐敗せしめた左翼イデオロギーを滅菌・消毒する確実な手段の一つである。そして、刀が武士の魂であったように、日本の核兵器は日本国民の “士魂”となって、日本人を倫理的に鍛錬し直してくれる。つまり、核武装は、日本の国家を永続せしめる高貴なる精神を蘇生する。悠久なる国家安泰にとって欠くことのできない賢明な道しるべとなる」(141頁)。
 


 
まさに中川教授の言うとうりである。私たちは中川八洋教授という天才を持っているという好運に恵まれている。保守派の方々におかれては、是非積極的に中川教授から学んでいってほしいと思う。一人でも多くの方が氏から学び、その思想を自分の思想としていくことが、日本の核武装を現実のものにしていく。


 私たちは(合法的に)戦う保守派でなくてはならない。現在、余りにも多くの欠格者が与党政治家や官僚になり、国防という法的責務を放棄して政府や議会を私物化し、日本国を私物化している。彼らは左翼が政府に侵入するのも放置している。これらは違法行為であり、政治的犯罪以外の何者でもない。選挙に勝ったからよい、国家公務員試験に合格したからよい、という問題ではない。保守派は、日本国への忠誠と法の支配の立場から厳しく批判していかなくてはならないのである。私たちは、与党の政治家や官僚で「反核」や「日露友好」や「日中友好」を唱える人物を断固として批判しなくてはならない。「反米嫌米」を言う人物に対してもしかりだ。反米は必ず反日となるからである。左翼の排除は当然だ。
 



 保守派は、左翼、「右翼」と戦い、日米同盟の強い絆の下での日本の核武装と日米による対露、対中二段階核戦争戦略の構築を実現して、両侵略国を完全に封じ込めていかなくてはならない。これは、祖国の安全と独立を守り、祖国の威信の確立・向上を図るという日本国民の世襲の義務=法的義務である。

(2006年3月27日記)
 









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