高笑う金正恩の対韓侵攻“開戦前夜”を形成した米朝会談(その2)──安倍晋三を毛嫌いするトランプ | 日本人の進路

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左翼全体主義(共産主義)国家化が進む日本。マスコミはどこを向いても左翼ばかり。これでは日本国民が洗脳されてしまうのはくやしいけどどうしようもない。ただあきらめてしまったら日本の明日はない。日本の中、露、朝への属国化が現実のものとなってくる。

高笑う金正恩の対韓侵攻“開戦前夜”を形成した米朝会談(その2) ──韓国を完全に見捨てたトランプ、安倍晋三を毛嫌いするトランプ

 

 

 

 

 

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高笑う金正恩の対韓侵攻“開戦前夜”を形成した米朝会談(その2)──安倍晋三を毛嫌いするトランプ


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中川八洋掲示板
http://nakagawayatsuhiro.hatenablog.com/entry/2018/06/23/004631


高笑う金正恩の対韓侵攻“開戦前夜”を形成した米朝会談 ──韓国を完全に見捨てたトランプ、安倍晋三を毛嫌いするトランプ


2018.06.23
北朝鮮の撃破殲滅が日本の安全

 

 

 

 

 

 

 

 

三、グアム・ドクトリン以降のアジアが再現する“新・東アジア”で、日本国の生存は?

 ニクソン外交について、少しばかり振り返っておこう。東アジアを悲劇に落とし込んだニクソン外交の愚行を、今、トランプは酷似的に繰り返そうとしているからだ。ニクソンの(米国は軍事的に守ってあげないという)アジア軍事放棄主義が、1975年4月の南ベトナム全土が北ベトナムに侵略占領されて南ベトナムが地球上から消滅してしまった事態に繋がったのを否定する歴史家はいない。南ベトナムの運命を繰り返さんとしている南朝鮮(韓国)の狂気外交を間近に目撃する我々は、もう一度、この歴史を記憶に呼び戻さねばならない。

 

 特に、米国のニクソン大統領が中共に飛んで、初めて毛沢東と首脳会談をした1972年2月、世界はアジアに平和が戻ってくるとはしゃいで、事の成り行きを非現実に夢想した。が、それから三年後の1975年4月30日、南ベトナムは急襲する北ベトナムの侵略軍に全土を奪われた。この間の1973年1月には、南北ベトナムと米国と南ベトナム内の反政府政権(北ベトナムの侵略支配地域)の四者は、パリで和平協定に調印した。これを主導したキッシンジャーノーベル平和賞を受賞した。そして、これを境に米国は南ベトナム駐留米軍を事実上ゼロにした。キッシンジャー北ベトナムとつるんで、北に南を容易に併呑できる枠組みを構築してあげたのである。

 

 トランプ政権には、キッシンジャーのような北朝鮮側スパイはいないが、文在寅という北朝鮮スパイが韓国の大統領であることにおいて、基本構造はほとんど同じである。この意味で、トランプは、まさしくニクソンの愚行を踏襲している。南ベトナム共産国への併呑から四年半後の1979年12月、ソ連アフガニスタンに侵攻した。

 

 韓国が文在寅の手引きで北朝鮮に併呑された直後には、北海道にロシアが、尖閣石垣島には中共が侵攻するが、このことは、南ベトナムの消滅がアフガニスタンへのソ連軍侵略に一直線に繋がっている歴史に学べば納得できること。“何でもかんでもアメリカ・ファーストでいこう”のトランプ大迷走外交は、惰弱なニクソンの戦争恐怖症の二の舞である。

 

表1;1969年以降のアジアより数十倍もきな臭い、6・12以降の東アジア

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 尚、ニクソンについて逆さに記述したロシア工作員の本がある。気を付けよう。田久保忠衛の『戦略家ニクソン』(中公新書)である。ロスケ田久保は、ロシアに徹頭徹尾に騙されたニクソンを“理想の米国大統領”に仕立てあげるべく、真赤な嘘ばかりで飾り立てたニクソン虚像をデッチ上げた。『戦略家ニクソン』は悪書の中の悪書である。

 

 

 

 

四、露・中・北鮮が牛耳る東亜で日本が独立を維持するなら、国防力三倍増が絶対

 トランプの文在寅への感情的報復を原点とする、トランプの金正恩接近の愚は、ソ連工作員共産主義シンパのアチソン国務長官の1950年1月演説をも髣髴とさせる。これは、「米国は、アリューシャン列島から日本、沖縄、フィリッピンに至るラインは、断固として防衛する」という“不後退防衛線”を演説したもの。が、これは、言外に「韓国と台湾は防衛しない」というメッセージであった。

 

 スターリンはアチソン演説を聞いて、北朝鮮金日成をして直ちに韓国に侵攻させた。1950年6月であった。これが朝鮮戦争の起源である。たまたまマッカーサー元帥が東京にまだいたお蔭で、迅速かつ優れた仁川上陸が敢行され、韓国の北朝鮮併合が免れたに過ぎない。台湾も、アチソン演説からかなり経ってはいたが、1958年に毛沢東の侵略が始まり、金門島馬祖島が砲弾の猛攻撃に晒された。が、蒋介石や根本博によって、良く守り抜くことができた。

 

 米国は、ニクソンやカーターやトランプなど、軍事的アジア放棄論者が大統領になる時がサイクル的に巡ってくる。この場合に愚痴るのは、主権国家であるのだから、日本人として恥ずかしいことだ。フィンランドのマンネルヘイム元帥に倣い、単独で戦い抜こうではないか。

 1938年9月末、チェンバレン英国首相は、ヒトラーの真赤な嘘──「これ以上の領土要求はしない」「これ以降は、ドイツ外交は平和一路になる」など──を信じて、同盟国チェコの領土ズデーテン地方(天然の要塞)をドイツに割譲することにした。チェコはこれを断固として拒絶して単独でヒトラーと戦うべきであった。

 

 チャーチルは、ズデーテン地方の山岳で守られているので、当時のチェコの軍事力だけで、1938年秋にチェコに投入できたドイツの主力兵力の四ヶ戦車師団など軽く排撃できたのにと切歯している。チャーチル『第二次大戦回顧録』。しかも、戦後のニュルンベルグ裁判で、この時チェコへの侵攻態勢にあったドイツの戦車軍団司令官は、ヒトラーチェコ侵攻命令があればチェコに向かわずベルリンに侵攻してヒトラー暗殺をする予定だったと証言している。

 

 日本は、ミュンヘン会談における同盟国ポイ捨て、および、切り捨てられたチェコの戦わない愚行の歴史から、北朝鮮の化学弾頭/核弾頭ノドン・ミサイル侵略に対しては、単独で対処しようではないか。米軍事力は、ロシアと中共の対日侵略時の助っ人である。北朝鮮に対し、日本が単独で戦う精神こそ、日本が主権国家である証であろう。

 

 当初、トランプは、表1のごとく、北朝鮮から核やミサイルを破壊や米国に移送して完全に無にするかに喧伝した。が、蓋を開けると、いっさい何もしないことが判明した。結果、日本は表1にある対日核/化学攻撃の脅威に、今後はもろに曝されることになった。

 

表1;核弾頭・化学弾頭・細菌弾頭・弾道ミサイルの廃棄に関するキーワード

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 表1にある、ノドンやスカッドERなどの弾道ミサイルだけでも完全に迎撃し、また北鮮のミサイル基地やTELを可能な限り多数破壊できる兵器体系を、日本は急ぎ整備しなければならない。社会保障という名で、安倍晋三が熱に浮かれて進める異常な“人類史上あり得ない、超バラマキ福祉”は、日本経済を破壊尽すスーパー財政破綻を含め、日本国の未来を地獄に叩き落す。が、国防力の増強だけは日本をしてその未来を盤石にしてくれる。“超バラマキ福祉の狂人選挙屋安倍晋三に今直ぐ退陣してもらい、国防力を三倍増する日本国民の生命を守る政治家を早急に総理大臣に据えねばならない。

(6月20日記)

 

 

 

 

 

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