(AF)安倍政権の核武装放棄は日本滅亡の一里塚(その2-1)ーシナ(中国)、ロシアへの植民地化 | 日本人の進路

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左翼全体主義(共産主義)国家化が進む日本。マスコミはどこを向いても左翼ばかり。これでは日本国民が洗脳されてしまうのはくやしいけどどうしようもない。ただあきらめてしまったら日本の明日はない。日本の中、露、朝への属国化が現実のものとなってくる。

(AF)安倍政権の核武装放棄は日本滅亡の一里塚(その2-1)ーシナ(中国)、ロシアへの植民地化への始まり

 

 

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テーマ:安倍政権
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安倍政権の核武装放棄は日本滅亡の一里塚ーシナ(中国)、ロシアへの植民地化への始まり(その1) 2014-01-04

 

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安倍政権の核武装放棄は日本滅亡の一里塚ーシナ(中国)、ロシアへの植民地化への始まり(その2) 
2017-12-14
テーマ:日本核武装の選択

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ロシアは全体主義国家であり、シナ(中国)と同様日本侵略を虎視眈々とねらっている仮想敵国である。現に日本領土を不法に占拠し続けており、絶対に日本に返還することはしない。
シナと連携し、日本領土を占領しようと常に目を光らせているのである。
北海道、東日本と自国の領土にすることを狙っている。
プーチン政権の騙しに安倍政権が乗ってしまう危険性があるので注意が必要である。
 



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大森勝久評論集 より


中国、ロシアと対峙する、日米同盟の下での日本の核武装(下)

2010年11月25日







ロシアは日本領土の「北方領土」、北千島、南樺太を侵略し不法占領を続けている

 ロシアのメドベージェフ大統領は11月1日、日本固有の領土である「北方領土」の国後島を訪問した。国の元首が訪問するのは、ソ連時代を通しても初めてのことだ。なぜこの時に訪問したのか。中国による尖閣諸島奪取のための攻撃も、理由は同じである。民主党政権は左翼政権であり、だから反日反米であって、日本の国益を守る政権ではないこと、そして日米同盟関係を破壊していく政権であるからである。

 メドベージェフの訪問について、ロシア大統領府は「大統領が自国領土を訪れるもので、外国の指図は受けない」と述べ、ロシア・ラブロフ外相も「大統領の国内視察と対日関係には、何の関連もない」と言い放った(11月1日)。つまり、「北方領土」はロシアの領土だと正面から主張したのであった。ロシア(ソ連)は日ソ中立条約を破り、日本に武力侵略を開始し(1945年8月)、日本の固有領土の「北方領土」(4島)等を不法に占領してきたのだが、公然とロシア領土だと宣言したわけである。ロシアがその先に見ているのは、北海道占領である。
 


 ところが民主党反日政権は、駐露大使を召還して抗議することすらしなかった。前原外相は、河野駐露大使の一時帰国(わずか5日間)について、「今回は事情を聞くための一時帰国だ」と、「抗議」の言葉さえ避けて記者会見(11月2日)で述べた。大使自身が「抗議のためではなく、事情を説明するための一時帰国だ」とモスクワで記者に語っている(11月3日)。前原外相は記者会見(11月2日)で、「日露間の協力関係を強めていきたいという方向性は何ら変わらない」とも述べているから、民主党政権が、最初から国益を守る意思がないのは明白である。

 日本の領土を不法に占領している侵略国家ロシア、つまり日本国の主権を侵害し続けている侵略国家と、「協力関係を強めていきたい」と言うことは、「日本はロシアの属国です」と述べているのと同義である。民主党は尖閣諸島、東シナ海、琉球諸島の奪取を狙っている中国と、「戦略的互恵関係を深めていきたい」と言う。民主党政権は、日本領土と日本そのものを、侵略国家のロシアと中国に貢ぐことをひそかに狙っている反日亡国政権であり、日本国の政権ではない。


 ロシアが侵略し不法に占領している日本領土は、いわゆる「北方領土」(4島)だけではない。得撫島以北の「北千島」もそうだし、南樺太もそうである。だから、日本がロシアに対して返還を要求する領土は、「北方領土」と北千島と南樺太でなくてはならない。
 










正しい「北方領土」は4島に北千島と南樺太を加えたもの


 歴史的なことを、中川八洋氏の著書『ゴルバチョフの嘘』(1987年11月刊)と『ソ連が悪い』(1991年4月刊)からまとめてみる。1855年の「下田条約」以前は、樺太全島と南千島(つまり択捉島と国後島)が日本領土、得撫島が日露が争奪していて未確定の領土、それより北の北千島諸島がロシア領土であった。色丹島と歯舞群島は北海道の一部であり、もちろん日本領土である。

 「下田条約」で日本は、共同統冶とすべき得撫島をロシア領土にし、定住して漁業、農業を営むロシア人は存在せず、一方定住して漁業や農業を営む日本人がいた、日本固有領土の全樺太を、ロシアとの「雑居の地」(共同統治、共同主権)と、してしまった。当時の世界では、「樺太=日本領土」は常識であった。一般ロシア人の樺太移住は、下田条約の2年後の1857年頃からである。下田条約は、ロシアの軍事的恫喝(樺太の対岸にロシア軍2万6千人が集結していた)によって強いられたものであった。下田条約は南千島を日本領土だと確認している。

 1875年の「樺太・(北)千島交換条約」で、全樺太がロシア領土、得撫島以北の北千島が日本領土となった。ロシアは軍事力を背景に、不毛の北千島と樺太の交換を日本に強いたのであった。この条約で、全千島列島が日本領土になった。

 日本は日露戦争に勝利して、1905年の「ポーツマス条約」で南樺太を領有した。
 


 1925年の「日ソ基本条約」は、第2条で「ソ連は1905年のポーツマス条約が完全に効力を存続することを約す」としており、日本の南樺太領有を確認している。また同条約は、1875年の「交換条約」により、全千島が日本領土であることも確認している。

 日本は1951年9月、サンフランシスコ平和条約に署名した(同条約は1952年4月発効)。日本は「サ条約」で「南樺太と千島列島(クリル諸島)」を放棄したが(「サ条約」はその帰属は定めていない)、ソ連は「サ条約」に加盟しなかった。だから日露間においては、「サ条約」は無関係である。日本は同条約に加盟した45ヵ国に対して、南樺太と北千島列島を放棄したが、ロシア(ソ連)に対しては放棄しておらず、日露間においては、両領土は今も日本領土のままである。

 なお、「サ条約」で言う「千島列島(クリル諸島)」とは、得撫島以北の「北千島列島」のことであり、南千島の択捉島と国後島は入っていない。むろん、北海道の一部たる色丹・歯舞は言うまでもない。「下田条約」(1855年)と「交換条約」(1875年)が、いずれも第2条において、「クリル諸島とは、得撫島以北の千島列島である」と定めているからである。
 


 ロシアは、日本を騙すために「クリル諸島には択捉・国後が含まれている」と、両条約に反することを承知の上で主張している。さらにロシア外務省は本年11月初めには、色丹と歯舞を「小クリル諸島」と呼び、「メドベージェフ大統領は小クリル諸島も訪れる意向だ」と声明した。私たちはロシアに騙されてはならない。

 南千島の択捉・国後と北海道の色丹・歯舞、いわゆる「北方領土」は、1945年8月のソ連の侵略までは、一度もロシア(ソ連)領土になったことはない、日本固有の領土である。ロシアが不法に占領しているものだ。




 北千島列島も、日露間においては今だに日本の領土であり、ロシア(ソ連)が1945年8月の侵略によって、不法に占領を続けているのである。 
 


 日本は「ポツダム宣言」を受諾(1945年8月14日)した。「ポ宣言」の第8項には、「カイロ宣言」(1943年11月)の「履行」がうたわれているから、日本はこれによって、南樺太については放棄していると解される。カイロ宣言は「日本国はまた、暴力および貪欲により、日本国が略取したる他の一切の地域より駆逐せらるべし」とうたっているからだ。しかし、ロシア(ソ連)も「ポ宣言」に加盟したから、カイロ宣言の「領土拡張のなんらの念も有するものにあらず」を履行しなくてはならない。従ってロシアは南樺太も領有できないことになっている。

 ロシアは以上の日本領土を侵略し不法占領を続けているが、中川八洋氏によれば、ロシアが違反している条約等は次のようである。すべての領土について、「日ソ中立条約」違反と「ポツダム宣言(第8項のカイロ宣言)」違反が共通している。それに加えて、南千島には、「下田条約」違反と「日ソ基本条約」違反が加わる。北千島には、「交換条約」違反と「日ソ基本条約」違反が加わり、南樺太には「日ソ基本条約」違反が加わる(『ソ連が悪い』165頁他)。 


 ロシアが法を否定する非文明国家の侵略国家であることが如実に示されている。法的には日本は、いわゆる「北方領土」(4島)については、無条件にロシアに返還要求ができる。サンフランシスコ平和条約は、日本が放棄した南樺太と北千島(クリル諸島)の帰属を定めていない。法理論上、2国間交渉で定めるのが適切だと考えたからだ。北千島は、日露間においては今も日本領土のままだから、日本はロシアから取り戻して、「サ条約」加盟の45ヵ国と条約改訂を行えばよい。

 南樺太だけは、ポツダム宣言(第8項のカイロ宣言)受諾(8月14日)で、日本は南樺太を放棄し、ロシアも領有できず、帰属が定まっていない土地になった。しかしロシア(ソ連)は、日ソ中立条約(1946年4月まで有効)を破って、日本の降伏・停戦後の8月16日から南樺太、全千島、色丹・歯舞を武力侵略して奪ったのであり、ポツダム宣言(第8項のカイロ宣言)に違反したのである。だから、同宣言に基づく「日本の南樺太の放棄」は、ロシアとの間においては無効であり、従って南樺太は、日露間においては日本領土のままである。日本は北千島と同様に、ロシアから取り戻し、「サ条約」加盟の45ヵ国と条約改訂を行なっていけばよいのである。

 1956年10月の「日ソ共同宣言」以前は、「北方領土」と言えば、北千島も南樺太も含んだものであった。外務省の「北方領土」の定義がそうであった(中川八洋氏『福田和也と《魔の思想》』、2005年9月刊、269頁)。実際、1955年のロンドンにおける対ソ交渉において、日本は南樺太と北千島も4島とあわせて返還要求したのである。だが翌年1956年のモスクワ交渉では、南樺太と北千島の返還を要求しなくなった。私たちは、全千島も南樺太も日本領土だとの原則を貫ぬいていかなくてはならないのである。
 







ロシアはまず北海道占領を狙う一「日露首脳会談」について

  私は今、ロシアが侵略し不法に占領している日本領土について述べた。また日本は、これらの日本領土(4島に加えて北千島も南樺太も)を返還させなくてはならないと述べた。しかし私は現在、いわゆる「領土返還交渉」をすすめれば、これらの領土を取り戻すことができるとは思っていない。だから、取り戻すことができると幻想して、返還交渉を力強く展開していくべきだ、と主張しようとしているのではない。それは極めて危険なことなのだ。ロシアの本性とロシアの国家目標を認識できないままだからだ。

 ロシアはこれらの日本領土を返す意志など微塵も持っていない。そればかりかロシアは、これらの占領している日本領土を軍事基地として、更に北海道を軍事侵略し占領しようとしているのだ。北海道侵略は、西は沿海州、北は南樺太、東はいわゆる北方領土(4島)の3方向から包囲する形で実行される。日本は南から中国、北からロシアによって侵略されようとしている。中露は同盟関係にある。私たちはまず、この国際環境を認識しなくてはならない。

 領土問題を述べたのは、ロシアは国際法(条約)など否定していて拘束されない非文明の野蛮国家、侵略国家であることを明らかにするためである。ロシアを動かすことができるものは力(軍事力)のみだ。ロシアは口を開けば、「友好」「協力」「信頼関係」などと言うが、本当に友好、協力、信頼関係を追求するのであれば、前記した条約等に違反して侵略し不法占領している日本領土を、直ちに日本に返還するはずだ。謝罪し賠償もする。だがロシアは「それらはロシア領土だ」と強弁して、当然視している国である。「友好」「協力」「信頼関係」は、「反対語」なのである。私たちはロシアと中国の外交は、嘘が原則であることを深く認識する必要がある。
 


 11月13日、「日露首脳会談」が行なわれた。メドベージェフ大統領は、「あらゆる分野で協力し、特に経済分野での関係を発展させていくことで、両国間の雰囲気を改善していくべきだ。4島の経済開発にも日本に参加してもらいたい」などと述べた。菅首相も「経済的にも協力関係を深めていくことが必要だ」と応じている。

 経済力とは、軍事力である。港湾も道路も鉄道も空港も軍事力でもある。従ってメドベージェフ大統領の発言は、日本に経済協力させて、ロシアのシベリア・極東地方と樺太と「北方領土」の経済開発を進め、経済力すなわち軍事力を増強させて、その力を持って北海道侵略と占領支配を狙う、という意味である。 菅首相は記者会見において、「経済的にも日露の協力関係が深くなると、領土面にも良い影響が出てくるので、経済的な協力関係を深めていくことが必要だ」と言っていた。この発言は、ロシアの首相の発言だ。菅氏は、日本の国益を守り日本を守る、日本の首相ではなく、ロシアの首相だ。ロシアはこれまで、北方領土返還をほのめかして、つまり騙して、日本から経済協力を引き出してきたからである。

 さらに菅首相は首脳会談で、「日本とロシアはアジア太平洋地域での協力、国際舞台(国連安保理等)での協力も必要だ」と述べ、メドベージェフも「そうしていこう」と応じている。菅氏は記者会見では、「日露の西太平洋におけるパートナーシップのために、信頼関係を深め、友好を深めていくために、努力していきたい」と言った。菅氏は、現在日本領土を侵略中で、これから北海道を奪い取ろうとしているロシアを、パートナーと位置づけて、アジア太平洋地域と国連安保理等で協力していく、と言うのである。
  





 日本は国の安全と存続のためには、米国など同盟国と協力して、侵略国家のロシアと中国を、軍事的・政治的・経済的に包囲し封じ込めていかなくてはならないのに、菅首相はメドベージェフと一緒になって、その逆を主張する。民主党左翼反日反米政権は、ロシアと中国に日本を侵略させようとしているのだ。左翼は反日であるが、反日になると、日本を侵略しようとしている国(ロシア、中国)が仲間に見えるのである。

 さてロシアの米国攻撃用のSLBM搭載の戦略原子力潜水艦は、東側ではオホーツク海を発射場にしている。それを防衛しているのが、南北千島列島と樺太である。そこの軍事力である。もし日本がこれらの領土を取り戻し(45ヵ国との条約も改訂する)、米軍基地も設置すると、ロシアの戦略原潜はオホーツク海に潜めなくなる。日米は宗谷海峡と千島列島の各海峡を封鎖できるようになり、ロシアは西太平洋へ出られなくなる。ロシアがすんなり、これらの日本領土を日本に返還するはずがないことが、理解されるであろう。軍事をタブー視している日本だが、軍事の観点を欠落させたら、物事の本質はまったくつかめないのだ。ロシアが奪った領土を返還するときは、外国に軍事的に包囲されて、国家が存亡の危機に直面したときである。
 


 ロシアが、北海道を侵略し領有せんとする軍事的理由は次のとうりである。北海道が日本領土であれば、日米の対潜哨戒機などが、三沢基地や千歳基地から北海道上空を通過して、オホーツク海のロシアの戦略原潜を攻撃することができる。津軽海峡を封鎖できるし、宗谷海峡に対しても攻撃ができる。しかしロシアが北海道を奪い取ってしまえば、これらが不可能になる。それだけではない。室蘭など質の高い不凍の軍港をいくつも入手できる。東京、大阪等の日本の主要都市を制圧できる空軍基地が入手できる。沖縄、グアムの米軍基地を攻撃できる空軍基地を保有できる。これらは中川八洋氏が『ソ連は日本を核攻撃する』(1982年8月刊、17,18頁)で主張されたことである。

 ロシア(ソ連)は1945年8月に、北海道にも侵略することになっていた。ワシレフスキー極東軍総司令官は、スターリンから北海道侵攻の命令を受けていた。日本がポツダム宣言を受諾して降伏・停戦した直後の8月16日、スターリンはトルーマン米大統領に対して、北海道の北半分をロシア(ソ連)に分割占領させてくれと要求している。トルーマン大統領は即時に拒絶した。

 1989年2月8日のモスクワ放送は、1985年にロシア(ソ連)が北海道侵攻演習を行ったことを堂々と認めている。ロシアは、国家の安全と領土の拡大のために、一度狙った他国の領土は、どこまでも狙い続ける(中川氏、前掲書および『ソ連が悪い』)。
 


 中川八洋氏の『地政学の論理一拡大するハートランドと日本の戦略』(2009年5月刊)の主張を、抜粋的に紹介したい。

 新ロシアは、プーチンとKGBの共同的独裁のもと、石油・天然ガス等の資源輸出の厖大な利益をすべて軍拡に投入している。プーチン首相は、部下のメドベージェフ(大統領)を従え、2008年5月9日、侵略国家ロシアの復活を内外に高らかに宣言した。赤の広場で18年ぶりにソ連時代の軍事パレードを再開した。新ロシアは、共産主義を棄てたが、平和愛好国家に変貌したのではない。白い帝制ロシアと赤いソヴィエト共産帝国の、その悪い部分はすべて、転倒した矜持において相続した。このため、新ロシアの悪の帝国性は変わっていない。

 新ロシアの国章は「双頭の鷲」で、帝制ロシアのそれを継承した。新ロシアの国歌の旋律はスターリン作のソヴィエトのそれであり、傲然の拳を誇示してソ連を継承した。赤の広場はソ連時代のままだし、レーニンのミイラを祀るレーニン廟もソ連時代のままである。戦争に終始した74年間のソ連の対外政策を非難するロシア民族はいない。日本のロシア専門家の多くは、ロシアの内政と対外政策を意図的に混同して区別しないなど、あらゆる作為・情報操作を行うKGB工作員である。
 




 ロシアは核戦力ではいまだ米国に並ぶ超大国である。ロシアが有しているその他の軍事力も、優に自衛隊の数百倍を越える。この天文学的な軍事アンバランスを粉飾して、ロシアの軍事力を極端に下算(少なく見せる算定)するのが、日本のマスメディアであり、日本のロシア専門家であり、防衛大学校の赤い校長・教官群であり、防衛省である。

 健全なロシア専門家であれば、ロシア帝国の復活宣言である、2008年8月のグルジア侵攻をもって、新ロシアは択捉島・国後島・色丹島・歯舞島などに侵略している延長上に、北海道本島への全面侵略を遠からず決断するだろうと、警告したはずである。

 帝国が、次に侵略するのは日本である。日本は、ロシアの侵攻を阻止し拒否する国防体制の整備に真剣に全力をあげる以外に、他に生存の方法がない。露独仏の3国干渉に涙を飲んで、国民をあげて文字どうりに臥薪嘗胆した、1895年から1904年の10年を再現する決断の時を迎えたのである(16頁から21頁)。
 



(続く)
 

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