小さい頃から空気感や人の顔色の変化を

敏感に感じとることができていた。


この頃はそれが当たり前だと思っていたから

別に辛いとか嫌だとか感じることもなく。


家の中では母の機嫌が悪くならないように

そんな選択を無意識にしていたのだと思う。


私の母は常に機嫌が悪いとか、怒りっぽいとかそういう人ではない。


ただ、機嫌が悪くなったとき

何かをされるとかもない。


ただ、機嫌が悪くなった時の

凍りつくような空気感が嫌だった。


機嫌が悪くなった後、瞬間的に

元通りなんてことは今は難しいことはわかる。


でも、あの時

しばらく続く凍る感じがすごく長く感じたのだ。


どちらかというと鈍感な方だと思って生きてきたが、実はとても敏感だったのだと今思う。