- ソニー中村研究所 経営は「1・10・100」/中村 末広
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『キーテクノロジーを見つけるために必要とされるエネルギーが１とされるならば、
実際に商品を製造して行く過程で必要とされるエネルギーはその１０倍、
消費者に商品を買ってもらうためのマーケティングにおいては１００倍のエネルギー
が求められる。それだけ経営者には「１・１０・１００」のステップを見通す力が重要に
なってくる。この力を持てないのであれば、経営者の座を去った方がいい。』
「マーケティングにおいては、100倍のエネルギー・・・」
不可能を可能にしてきたソニーは、やっぱりかっこいい！
流行に振り回されないものをつくり出す創造性・・・。
製造現場の人達に対する期待―
どんなにお金を費やしても「付加価値」を身に付けさせる徹底ぶり。
恐ろしい。
―常に現場主義を貫く、人を育て金銭面的援助も欠かさない、
優れた商品をお客様へ提供する―
素晴らしい！ただただ感激です！！
特に７章、
『２１世紀を勝ち抜くモノづくり―市場の変化に即応する』
即応とは、
状況に応じて素早く行動出来ること、状況・情勢に当てはまること。
なんて、心を擽る言葉なんでしょうか！
即応人間になりたい方、必読です！！
経験・技術⇒その先には・・・・
いつも考えてる“創造性”を更に細分化し、考えられる良書です。
未来のソニーは、明るいと思います。
追伸：創造性って、素人発想でも良いんですね、中村さん。
特に、「死ぬまで生きろ！」の精神、良いですね。
需要がなくなって生産をストップさせるまではなんとか生き延びろ、と。
何とか生き延びる算段を考えろ！・・・凄い。
生き延びる＝利益を出す
はぁーっ・・・感動致しました。再度、読み直します。
目から鱗なお話、沢山ありました。中村さん、ありがとうございます！