真鳥まとり飛ぶ宇奈提うなての八重の事代主ことしろ

 神にうべなふ 畏くあれども

 

 

あなにゑや 皇御孫すめみま守る 大神に

許させ給へと ぎ奉る

 

 

まつわぬ 神すら和す 事代主ことしろ

 神ぞ畏し しこの大神

 

 

八重垣に 物部もののべべて 民守り

 御代みよけ給ふ 事代主ことしろの神

 

罪に落つ とせの 吾魂を 

 許させ給へ すめ大御神ををみかみ

 

 

めをませて まがかみすさび よきかみ

 つくみおる世を 祓う皇神

 

 

かたましき 吾が魂御神に いつくしく

 導き給へと 吾れは祈らむ

 

 

人草は ちち悔やみつ 神縋る 

 ををざるあめの 道に恋がれつ

 

 

すはえなりふ人の世に積羽つみはせば

許されなむや 神のまにま