これと信じたら任せ切れよ。損もよいぞ。病気もよいぞ。怪我もよいぞ。
それによって めぐり取っていただくのぞ。めぐりなくなれば日本晴れぞ。
今がその借銭済ましぞ。世界のめぐり大きいぞ。
この道に入って始めの間はかえって損したり馬鹿見たりするぞ。
それはメグリ取っていただいているのぞ。それがすめば苦しくてもどこかに光見出すぞ。おかげのはじめ。次に自信ついて来るぞ。胴が据すわって来るぞ。心が勇んで来たら、おかげ大きく光り出したのじゃ。
ひふみ神示
私は周りにひふみ神示やシルバーバーチを真剣に学んで霊的なことに目を向けている人がいないので、自分自身の経験としてしかわからないのですが、自分では神の道を歩んでいるつもりなのに、あるいは神のためにやっているのにあべこべに損をしたり、怪我をしたり、病気になったりするということがあります。
それはメグリ(カルマ)を解消するするためであるとひふみ神示には述べられています。
シルバーバーチも似たような趣旨のことをよく述べていて例え霊的真理を学ぶようになったからと言って過去に侵した罪がチャラになって消えるわけでもなく、残りの人生を何の苦労もせずに悠々自適に楽々と暮らせるわけでもなくて、あくまで様々な苦難を正面から克服し成長するための方法が霊的真理を学ぶことであると述べています。
■間違った行為による報いは他人によって取り払ってもらうわけにはまいりません。それを償うに足る行為と、その過ちがもたらす苦しみに耐えることによって、自ら処理していくほかはありません。
■あなたが人生の嵐に遭遇するのを私たちが阻止してあげるわけにはいきません。又その嵐の中で悪戦苦闘するのを私たちが防いであげることもできません。そうした試練にあなたがどう対処し、そこから教訓を学ぶために持てる才能をどう働かせるかを、側からじっと見守らねばならないこともあるのです。
■地上生活の問題は人間みずからの努力で解決していかねばなりません。問題が生じないように私が処置を施してあげるわけにはいきません。地上生活の本質そのものが絶えず問題と取り組むようにできているのです。それと正面から取り組むのです。内部に潜む霊力を引き出して精いっぱい頑張るのです。そして、それでもなお十分でない時にはじめて、もう一度踏み込んで、無限の宝庫からの援助を求めて祈るのです。
シルバーバーチの霊訓
実際にそうなったからにはそうなるだけの理由があるわけで、悲惨な目や不遇な目にあって意気消沈するのは人間の常ですが、なぜそうなったのか?そしてそこから学べる教訓は何か?と常に考えるべきです。
何一つ間違いを犯さずに成長出来るほど進歩した人間ならそれはもはや地上に生まれてくる必要の無いレベルまで到達した霊であり、地上に生まれてきている以上は私たちには何処かしら未熟な点が必ずあります。
例え何があったとして神から離れなければ、そして真摯に取り組めば必ず道は良い方向に開けていきます。