八のつく日に気つけて呉れよ、だんだん近づいたから、辛酉はよき日、よき年ぞ。冬に桜咲いたら気つけて呉れよ。八月二日、ひつくのかみ。

 

神々様みなお揃ひなされて、雨の神、風の神、地震の神、岩の神、荒の神、五柱、七柱、八柱、十柱の神々様がチャンとお心合はしなされて、今度の仕組の御役きまりてそれぞれに働きなされることになりたよき日ぞ。辛酉はよき日と知らしてあろがな。

 

辛酉の日と年はこわい日で、よき日と申してあろがな。九月八日は結構な日ざが、こわい日ざと申して知らしてありた事少しは判りたか。何事も神示通りになりて、せんぐりに出て来るぞ。遅し早しはあるのざぞ。

 

十柱の神様 奥山に祀りて呉れよ、九柱でよいぞ、何れの神々様も世の元からの肉体持たれた生き通しの神様であるぞ、この方合はして十柱となるのざぞ。御神体の石 集めさしてあろがな、篤く祀りて、辛酉の日にお祭りして呉れよ。

 

十柱とは火の神、木の神、金の神、日の出の神、竜宮の乙姫、雨の神、風の神、地震の神、荒の神、岩の神であるぞ。辛酉の日に祀りて呉れよ。

 

富士の御山に腰かけて、この方 世界中まもるぞ。かのととり、結構な日と申してあるが、結構な日は恐い日であるぞ。天から人が降る、人が天に昇ること、昇り降りでいそがしくなるぞ。

 

 

ひふみ神示

 

 

私はあまり予言的なことに対して関心を持っていませんし、ひふみ神示にも「富士は何時爆発するのざ、何処へ逃げたら助かるのぞと云ふ心 我れよしぞ。」と述べられているように、予言がいつ成就するのかは正直人間の本当の意味での成長にあまり重要では無いと感じています。

 

そんなことよりも世の中のために一生懸命働き、人に親切にし、自分の悪い癖を直し、ひふみ神示風に言うなら身魂磨きや掃除洗濯をするべきだと思います。

 

 

という感じなのですが、ひふみ神示にも予言的なことは書いてありますし、古今東西ネタの尽きない分野でもありますので、1999年も2012年も過ぎてしまいましたが、ひふみ神示の「辛酉」について考察してみたいと思います。

 

 

 

ひふみ神示の数少ない日時を指定している箇所である「辛酉の年」と「辛酉の日」ですが、辛酉の年は60年に一回ありますので、前回は1981年、次回が2041年です。

辛酉の日はこちらでも見られますが、2019年であれば1/24、3/25、5/24、7/23、9/21、11/20と60日に1回あります。

 

 

60日に一回の辛酉の日に言及している箇所は「よき日」「こわい日」とありたくさんあります。「辛酉の日に祀りて呉れよ」のように神を祀る日を指定している箇所もあります。

 

 

60日に一回の辛酉の日だけでなく、数にも言及している箇所は下つ巻 第三十帖 にあり、たった1箇所だけで「八のつく日に気つけて呉れよ、だんだん近づいたから、辛酉はよき日、よき年ぞ。」だけです。

 

 

八のつく日については「八のつく日に気つけてあろうが、八とはひらくことぞ。今が八から九に入る時ぞ、天も地も大岩戸ひらき、人民の岩戸ひらきに最も都合のよい時ぞ、天地の波にのればよいのぢゃ、楽し楽しで大峠越せるぞ、神は無理申さん、やればやれる時ぞ、ヘタをすると世界は泥の海、神々様も人民様も心の目ひらいて下されよ、新しき太陽は昇ってゐるでないか。」とほかの箇所でも述べられており、立て替え立て直しの最後の一押しをするのに都合の良い日というのがあるようです。

 

 

 

辛酉の日はよき日、よき年と述べられているだけで、これが過去にあった良いことなのか、未来に起る良いことなのかは何も述べられていません。予言的に受け取る人もいるようですが、具体的に何かが起るとかそういうことは一切何も述べられていません。

 

 

また暦もグレゴリオ暦なのか、ユリウス暦なのか、天保暦なのか、それとも別の暦なのかわかりませんが、グレゴリオ暦であれば「八のつく日」で「辛酉の年」&「辛酉の日」は2041年5月28日(火)になります。

 

 

また「天明九十六才七ヵ月、ひらく。かのととり。一二十(黄金の巻 第15帖)」と記述がひふみ神示にありますが、岡本信之さんの誕生は1897年(明治30年)ですが、ひふみ神示の自動書記が開始されたのが1944年(昭和19年)6月10日で、彼が「天明」と名乗り始めたのがこの頃だとしたら、あるいは信之ではなく神示を記すという意味での「天明」としてなら、1944年6月+96歳7ヶ月で2041年1月になります。

 

 

 

2041年5月28日(火)とは4ヶ月くらいずれていますが、2041年という年数は合致しており、旧暦などの他の暦に基づいて述べているなら、「八のつく日」で「辛酉の年」&「辛酉の日」で「ひらく」やはり2041年ということになります。

 

 

少なくとも「辛酉はよき日、よき年」とか「天明九十六才七ヵ月、ひらく」という間接的な表現で2041年とも受け取れるようになっていることはたしかです。

 

 

1999年とか2012年とか、もう散々騙されてきたでしょうに、これが予言好きの人たちの間では重視される次の飯の種や話題になっています。

 

 

1999年や2012年の時のようにこの手の話題で本を書けばオカルト好きな人は本を買うので金儲け出来るでしょうし、ネットで注目を浴びたりも出来てそれを楽しむ人も現にいます。今後もまだまだ出て来ます。

 

自分を神とか神の使いだとか誤認して偉そうに振る舞ったり、世の中をひっかき回す輩はリアルタイムでもたくさんいますし、まだまだしばらく続きそうです。

 

 

ちなみに次々回は2101年には「辛酉の年」、「辛酉の日」はあるものの、加えて「八のつく日」という条件になると存在しません。

同じように60年周期で辛酉の年はやってきて、60日に一回辛酉の日あり、八のつく日はあったりなかったりですが、その次の2161年はさすがに私はもう生きていないと思いますので、存命中という意味では2161年はちょっと除外して考えています。

 

 

もう過ぎてしまいましたが、前回の辛酉の年である1981年は八のつく辛酉の日はありません(八のつく月ならありますが…。8月11日)。

 

 

さらに60年前の辛酉の年は(ひふみ神示は1944年以降に自動書記が始まったものですが)1921年(大正10年)の 4月28日がこの条件に当て嵌まります。この年は大本弾圧事件が起った年です。日にちまでは記録に残っている限りではよくわかりません。

 

 

ひょっとしたらひふみ神示(原文は日月神示といいます)の自動書記が始まった1944年(辛酉の年)を単に良き年と言っているのかもしれません。自動書記が始まったのは1944年の6月10日に天日津久神社に参拝した折に起きたと言われていますが、実際はもっと前からそれっぽいことはあったとも言われていますので、2ヶ月弱遡れば1944年4月28日の辛酉の年・辛酉の日もありえます。

 

この年この日を自動書記開始の契機として重要な日と見なすなら「1944年4月28日はたしかに辛酉はよき日、よき年ぞと言えるでしょう」

 

ただこれだと「天明九十六才七ヵ月、ひらく」の説明が出来ないので、2041年の話の話を完全に否定出来るわけではありません。

 

 

また出口王仁三郎が言っていた型が云々という話を鵜呑みにすれば

1921年4月28日?の大本事件は型で2041年5月28日?が世界の立て替え立て直しの本番という風に考えることも出来なくもありません。

 

 

ともあれ「八のつく日に気つけて呉れよ、だんだん近づいたから、辛酉はよき日、よき年ぞ。」とある「八のつく日」で「辛酉の年」、「辛酉の日」、「天明九十六才七ヵ月、ひらく」」の条件に当て嵌まる日時は意外と少なく、次回は2041年(酉年)5月28日ということです(グレゴリオ暦ならですが…)。

 

 

ともあれ「辛酉はよき日、よき年ぞ」と具体的に何が起るかなどは何も述べられていませんし、そもそもここだけ見れば別に予言でも何でもありません。普通に○○の日や年は良い日で良し年だと述べているに過ぎません。

 

 

 

ただわざわざそう述べているということは暗喩的な意味があると考えるのは当然であり、日時を限定出来る記述でもありますので実際に気を付けておくべきなのでしょう。

 

 

 

ひふみ神示には予言的なことも書かれていて、こういう霊的な書物を物的に解釈して良いのかは、個人的にかなり疑問というか(8通りに読めるとも書いてありますし)、間違っていると思うのですが、一応下記のような世界の終わりを連想させる凄まじい状況が記されています。

 

 

こういうのは出口王仁三郎の予言でもヨハネ黙示録でもヒトラーの予言でもノストラダムスでもある程度までは同じです。

 

この手の予言はたくさんあるので掲載の枚挙に暇がないですが、個人的に興味があるもののみ取り上げます。ほかの予言でも似たようなことが言われているのはたくさんあります。

 

 

 

・予言①大地震と太陽は黒く、月は赤く、川は血に。

 

【ヨハネ黙示録】

6:12

小羊が第六の封印を解いた時、わたしが見ていると、大地震が起って、太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり、

 

 

【ひふみ神示】
 
月は赤くなるぞ、日は黒くなるぞ、空はちの色となるぞ、流れもちぢゃ。人民四つん這(ば)ひやら、逆立ちやら、ノタウチに、一時はなるのであるぞ、大地震、ヒの雨降らしての大洗濯であるから、一人のがれようとて、神でものがれることは出来んぞ、天地まぜまぜとなるのぞ、ひっくり返るのぞ。

 

  

 

・予言②現行の人類を超えた神人の登場と気象、経済、能力、人格などあらゆるものの二極分化。

 

【ひふみ神示】

四つん這ばいになって着る物も無く獣となって這はい回る人と空飛ぶような人と二つにハッキリ分かれて来るぞ

 

 

【ヒトラーの予言】

「やあハンス、私だ、ヒトラーだ。久しぶりだな。どうだ元気かね? ソ連軍はどこまで来ている? ほう、もうそんなにか。……いや大丈夫だ、まだまだ保つ。救援の戦車とロケット部隊をすぐ出すよ。きみもがんばってくれ。 ところでハンス、いつだったか山荘できみに、『私が生まれた100年後の1989年、人間が2種類に分かれる』と言ったことがあったな。金持ちや土地持ちと新しい貧民、恵まれすぎる国や恵まれすぎる人と、恵まれなさすぎる国や人、地獄の災害地と不気味なほどの楽園、間違いなく何もかも2つの極に分かれる、と。そのあとのことを、あのときは言わなかった。漠然とわかってはいたが、まだ確信がなかったのだ」 「だが、今になって、それがはっきり見えるようになった。 あとでみんなにも話すつもりだが、あのとき、きみに話した続きだから、まず、きみに話そう。それは『激化』ということだ。“2つの極”はますます進む。 1989年以後、人間はごく少数の新しいタイプの支配者たちと、非常に多数の、新しいタイプの被支配者とに、ますます分かれていく。一方は、全てを操り、従える者。他方は、知らずしらずのうちに、全てを操られ、従わされる者たち。 しかも進むのはそれだけじゃない。人間がそうなるにしたがって、地球にも宇宙にも大変動が起こるのだ……わかるかハンス? 私が死んだらきみがこれを伝えろ。新しい真のナチスの世界に伝えろ。きみはわからないだろうが、それはもう始まりかけているぞ。ではハンス、ごきげんよう……」

 

「天地創造は終わっていない、特に人間については、終わっていない。人類は今、次の階段を昇り、新しい戸口に立っている。新しい種族が輪郭を示しはじめている。それが超人の種族だ。

彼らと彼女たちは出来上がりつつある。完全に自然科学的な突然変異によってだ


それまでの気候異変と環境異変、政治と娯楽と食物、それから起こる突然変異が、そのようなロボットのような人間を大量に生み出す。神人のほうも同様で、同じ原因から生まれてくる。ただ突然変異が大脳にプラスに働いて、進化の方向がロボット人間と別方向になるだけだ。その前段階の『超人(ユーベルメンシュ)』たちも、より進化して神人になる場合がある。いずれにせよ、彼らはいまの人間の数次元上の知能と力を持つ。彼らは団結して地球を支配する。

 

 

「よろしい、では解説してやろうハンス。私が言った未来に現われる『永遠の未成年者集団』というのは、もちろん、死ぬまで大人になりきれない人間たち、ということだ。そんなことは、厳しい正常な社会ではありえない。だからそうなる背景には、甘やかされた異常な社会が当然ある。その中で、同じように大人になりきれない親に、愛玩動物のように育てられるため、子どもも成人しても真の大人になれないのだ」

 

「しかしハンス、じつはそれだけじゃない。私が本当に言いたかったのは、そのことではない。未来社会には、そういう『永遠の未成年者集団』が現われる一方で、幼いときから大人の思考と感情を持った人間たちも現われるのだ。信じられないだろうが、彼らは胎児のときからさえ、そのように教育される。5つか6つで一人前の理屈と判断力を備え、13、4歳にもなれば、並の大人を指揮するほどの力を持つようになる。つまり両極端ということだ。肉体が大人で感情が幼児のようなグループと、肉体はまだ青春期にまでいかないのに、思考と感情が大人を超えるグループ……」

 

「しかもハンス、それは人間の発育状況だけじゃないのだ。人類と社会のあらゆることが、未来には、そのように両極端に分かれてしまうのだ。たとえばカネだ。一方には腐るほど大量のカネを持ち、広く高価な土地を持ち、労せずして限りなく肥っていく階級が現われる。

 

貴族とか新しい中産階級とか言ったのはその意味だ。だが少数の彼らが現われる一方、他方の極には、何をどうやっても絶対に浮かび上がれない連中も現われるのだ。それはカネだけの問題でもない。より正確にいえば、精神の問題だ。限りなく心が豊かになっていく精神の貴族、精神の新しい中産階級が現われる半面、支配者が笑えと言えば笑い、戦えといえば戦う『無知の大衆』、『新しい奴隷』も増えていくのだ」

 

 

「人間だけではない。国もそうだ。恐ろしく豊かな、労せずして肥っていく国が現われる。他方、何百年かかっても絶対に払いきれないほどの借金をかかえ、水一杯すら容易に飲めない国も現われる。気候もそうだ。とほうもない旱魃や熱波におそわれる国と、寒波や洪水におそわれる国が出る。災害におそわれつづける地域と、楽園のような地域、人っ子一人いなくなる荒地と、無数の人間が鼻をくっつけ合って生きる都会とに分かれる。愛もそうだ。特定の男女にだけ、愛と肉体の快楽が集中する。一方、一生に一度の真の愛も快楽も得られない男女も増える。要するに、土地や金や支配力を得る者は、ますますそれを得、支配される者はますます支配されるだけになる。

 

 

そうだハンス、それが未来なのだ。私の見た未来だ。未来はそうなるのだ……」「それは1989年だ。そのころ実験は完成する。人間は完全に2つに分かれる。そこから引き返せなくなる。そうだハンス、その完成とさらに新しいアプライゼ(スタート)の時期が1989年4月に来るのだ」

 

 

 

ヒトラーの予言は現時点まで結構当っていると思いますが、ひふみ神示と共通するのは(ひふみ神示の辛酉を立て替えの本番の日とするなら)その時に向けて人類が二極分化していくということです。

 

 

二極分化を唱えている予言は結構たくさんあります。実際ヒトラーの述べていることは結構当っており、現在の地球も二極化しています。今後もしていくのではないかと思われます。

 

 

二極分化の末に人類は神様のようになる人と獣やロボットのようになる人と別れるとのべられていますが、ヒトラーはそれが完全に完了するのが2039年と言い、ひふみ神示の辛酉の年、八のつく辛酉の日は予言ではありませんが、2041年と年数的にかなり近しいです。

 

 

ひふみ神示にも立て替え立て直しで「獣となって這はい回る人と空飛ぶような人」、「まことの身魂 天駈けり、国駈けります元の種」、「原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのであるぞ」、「今度いうこと聞かねば大変な気の毒となるぞ、地の下になってしまうのであるぞ」などのように神人と獣を分けるような記載が幾つもあります。

 

 

これが一段落するのが2041年付近ということですが、大本神諭でも立て替え立て直しはたくさん述べられていますが、下記のような文があります。

 

少しでも食物の用意を致さねば、後で地団駄踏んでも追いつかぬ事になるぞよ。四ツ足の餌の奪り合いが始まりて来るぞよ。
とが腹を減らして惨たらしい合いが始まるぞよ。今までの世界の人民の苦しむ大戦争を喜んで、結構な事になりて金銀を積んで高ぶって居りた人民は気の毒ながら、真っ逆様に地獄のどん底に落ちて苦しむぞよ。

 

 

とが腹を減らして惨たらしい合いが始まるというのは、2039年(未年)2040年(申年)2041年(酉年)を連想させて、この間はもう地球が地獄みたいになって食べ物もロクにないから少しでも準備しておけという風に述べられているようにも感じます。

 


 

 

・予言③天に王星現れる。

 

【霊界物語】

「天に王星の顕れ、地上の学者知者の驚嘆する時こそ天国の政治の地上に移され、 仁愛神政の世に近づいた時なので、これがいはゆる三千世界の立替え立直しの開始である」

 

 

惑星ニビルがどうとかベテルギウスがどうとか、近隣の超新星爆発がどうとか良く言われています。西洋の霊訓関係にも似たようなことは述べられており、既に進歩を遂げた半霊半物質の星が現れるのか、それとも人類が発見していない星がまだあるのか、あるいは超新星爆発で太陽が2つ3つ4つと地上から見えるようになることを言っているのかはわかりません。

 

 

・予言④巨大隕石落下。

 

【聖書 新共同訳 マタイ 】

24:29 24:29 

星は空から落ち、天体は揺り動かされる。

 

【ヨハネ黙示録】

9:1

第五の御使が、ラッパを吹き鳴らした。するとわたしは、一つの星が天から地に落ちて来るのを見た。この星に、底知れぬ所の穴を開くかぎが与えられた。

 

【ヨハネ黙示録】

6:13

天の星は、いちじくのまだ青い実が大風に揺られて振り落されるように、地に落ちた。

 

【ヨハネ黙示録】

8:10

第三の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきた。そしてそれは、川の三分の一とその水源との上に落ちた。

 

 

 

・予言⑤大破局


【ヒトラーの予言】

「…“2つの極”はますます進む。1989年以後、人間はごく少数の新しいタイプの支配者たちと、非常に多数の、新しいタイプの被支配者とに、ますます分かれていく。一方は、全てを操り、従える者。他方は、知らずしらずのうちに、全てを操られ、従わされる者たち。しかも進むのはそれだけじゃない。人間がそうなるにしたがって、地球にも宇宙にも大変動が起こるのだ。

 

1989年以後、人類には宇宙から、かつてないカタストロフィ(大破局)が近づくのだ。若いころ私は、『我が闘争』に、いずれ人間が大自然から復讐されると書いた。それが1989年以後の状態だ。人間が思い上がって宇宙の自然を犯すため、宇宙が人類に復讐の災厄を下すのだ。そしてそれが人類を、想像を絶する究極の状態にみちびいていく。私が生まれてから150年後、21世紀に来る究極に。私自身もそれを霊感ではっきりと見てさえ、信じられないような究極に。」

 

「…(20世紀末は)たとえ表面はデモクラシーや社会主義の世であろうとも、実質はナチズムが支配していよう。デモクラシーの国も社会主義の国も、われわれナチスの兵器を競って使い、殺し合い、社会は私の望むとおり、強く支配する者と支配される多数者に分かれていよう。それは天変地異の期間でもある。

 

人類は大自然から手ひどく復讐される。気候も2つに分かれ、激しい熱と激しい冷気、火と氷、大洪水と大旱魃(かんばつ)が代わる代わる地球を襲うだろう。」

 

だからその中から『超人(ユーベルメンシュ)』が現われる。もはや普通の人間ではそういう危機を制御できない。それに対応するため人類は超人たちを生み、超人が世界や気候を、人間や戦争を治めることになる。つまり天変地異の下に生きる多数者。それを支配する少数者。その陰で実質的に世界を操る超人グループ。これが、私の予知する21世紀の世界である。」

 

 

「しかし諸君、さらに重大なのは、私がいま、これを話している100年後のことだ。それを告げるためにこそ、私は今日を選んで諸君を招いたのだ。今日から100年後といえば、すなわち2039年1月25日だ。諸君にはわからないだろうが、そのとき人類には真の究極の状況が起こっている。そのとき人類は──少なくとも、いま言っているような意味での人類は、2039年1月、地球からいなくなっているのだ。

 

 

「それは諸君、何かの異変か大戦か災害のために、2039年、人類が残らず滅びるという意味ではない。たしかに、それまでに多くの大難が続けて起こる。1989年から1999年まで、世界は続けざまの天変地異と戦乱の中にあるだろう。そのため一部の恵まれた国を除き、多くの国が飢える。いくつかの国は崩れて燃える。毒気で息絶える街もある。2000年以後は、それが一層ひどくなる。

 

2014年にはヨーロッパの3分の1とアメリカの3分の1が荒廃してしまい(人心の荒廃も含めて)アフリカと中東も完全に荒廃する。結局、いまの文明は砂漠しか残さない。しかし人類はそれでも滅びない。わがドイツの一部と米ソの中心部、日本や中国は深い傷を負いながらも生き残る。

 

 

ただ諸君、それでも人類はいなくなるのだ。いまの意味での人類は、そのときもういない。なぜなら、人類は2039年1月、人類以外のものに“進化”するか、そうでなければ“退化”してしまっているからだ。」

 

 

それをもっとはっきり言えば、人類の一部はそのとき、人類から、より高度なものに進化して、神に近い生物になっている。人類から神のほうへ進化するのだから、それは『神人(ゴッドメンシュ)』と呼んでかまわない。残りの大部分は、これも進化なのか退化というべきかわからないが、一種の機械になっている。ただ操られて働いたり楽しんだりするだけの、完全に受動的な、機械的な反応しか示さない『ロボット人間』になっているのだ。それまでの気候異変と環境異変、政治と娯楽と食物、それから起こる突然変異が、そのようなロボットのような人間を大量に生み出す。神人のほうも同様で、同じ原因から生まれてくる。ただ突然変異が大脳にプラスに働いて、進化の方向がロボット人間と別方向になるだけだ。その前段階の『超人(ユーベルメンシュ)』たちも、より進化して神人になる場合がある。

 

いずれにせよ、彼らはいまの人間の数次元上の知能と力を持つ。彼らは団結して地球を支配する。それまでのあらゆる危機や問題は、彼ら神人たちの知能と力で急速に解決されていく。」「ロボット人間たちのほうは、それに従って生きるだけだ。これはある意味では気楽な身分だ。戦争も気候も経済も、神人たちによって制御されてしまうので、ロボット人間たちは神人たちの認める限度で、多くのものを与えられる。食物と住居も、職業も娯楽も恋愛も教育も、時には思想さえも与えられる。ただロボット人間たちは、与えられ、操られていることを意識できないようになる。自分たちの意識では、何もかも自分で選択して勝手に生きているのだと思う。

 

しかし、じつは神人たちがすべてを見通して、管理工場の『家畜』のように彼らを育て飼うことになるのだ。こうして人類は、完全に2つに分かれる。天と地のように、2つに分かれた進化の方向を、それぞれ進みはじめる。一方は限りなく神に近いものへ、他方は限りなく機械的生物に近いものへ。

 

 

これが2039年の人類だ。その先もずっと人類はこの状態を続ける。そしておそらく2089年から2999年にかけて、完全な神々と完全な機械的生物だけの世界が出来上がる。地上には機械的生物の群れが住み、神々がそれを宇宙から支配するようになるのだ。」

 

(別の箇所で)

「そして大破局が起こる。近未来に起こる。しかし救いのイエス・キリストなんか来ない別の救世主が来る。そのとき人類を救うのは人類を超えるもの……彼らと彼女たち(ヒトラーの言う神人)が、新しい世界、新しい宗教を創る

 

 

【ひふみ神示】

救ひの手は東よりさしのべられる知らしてあろが、その東とは、東西南北の東ではないぞ、このことよく判りて下されよ。今の方向では東北(艮)から救ひの手がさしのべられるのぢゃ、ウシトラとは東北であるぞ、ウシトラコンジンとは国常立尊で御座るぞ、地(千、智)の元の、天地の元の元の元の神ぞ、始めの始め、終りの終りぞ、弥栄の弥栄ぞ、イシヅヱぞ。

 

 

地震、雷、火の雨降らして大洗濯するぞ。よほどシッカリせねば生きて行けんぞ。 月は赤くなるぞ。日は黒くなるぞ。空は血の色となるぞ。流れも血ぢゃ。人民四ツん這いやら、逆立ちやら、ノタウチに、一時はなるのであるぞ。大地震、火の雨降らしての大洗濯であるから、一人逃れようとて、神でも逃れることは出来んぞ。天地まぜまぜとなるのぞ。ひっくり返るのぞ。

 

 

一時は天も地も一つに混ぜ混ぜにするのだから人は一人も生きては居れんのだぞそれが済んでから、身魂磨けた臣民ばかり神が拾い上げて弥勒の世の臣民とするのぞどこへ逃げても逃げ所ないと申してあろうがな高い所から水流れる様に時に従ってくれよいざと言う時には神が知らせて一時は天界へ吊り上げる臣民もあるのだぞ人間の戦いくさや獣の喧嘩位では何も出来んぞ

 

人民一度死んで下されよ、死なねば甦られん時となったのぞ、今迄の衣をぬいで下されと申してあろう、世がかわると申してあろう、地上界の総てが変るのぞ、人民のみこのままと言うわけには参らぬ、死んで生きて下されよ、

 

 

大掃除はげしくなると世界の人民皆、仮死の状態となるのぢゃ、掃除終ってから因縁のミタマのみを神がつまみあげて息吹きかへしてミロクの世の人民と致すのぢゃ、因縁のミタマには  (カミ)のしるしがつけてあるぞ、仏教によるもののみ救はれると思ってはならんぞ、キリストによるもののみ救はれると思ってはならん、神道によるもののみ救はれると思ってはならん、アラーの神によるもののみ救はれるのでないぞ、その他諸々の神、それぞれの神によるもののみ救はれるのではないぞ、何も彼も皆救はれるのぢゃ、生かすことが救ふこととなる場合と、殺すことが救ふことになる場合はあるなれど。

 

 

今の肉体のままでは、人民生きては行けんぞ、一度は仮死の状態にして魂も肉体も、半分のところは入れかえて、ミロクの世の人民としてよみがへらす仕組、心得なされよ、神様でさへ、この事判らん御方あるぞ、大地も転位、天も転位するぞ。

 

 

 

             

 

ざっくりまとめると2041年付近の辛酉の年に向けて戦争があったり、異常気象があったり、あらゆる人災や天災に見舞われて地球環境はどんどん厳しくなっていくようです。

 

ヒトラーは「東に戦争を再び起こそうとする国がある」と述べていますが、これがどこのことは簡単でしょう。

 

遂にはあらゆる凄まじい天変地異が起こって、地球人は全員仮死状態になり神人と獣にわかれるということが述べられています。

 

超新星爆発による放射線、地球内での原発での放射線、蓄積されてきた人体への電磁波の影響や不健康な食べ物の毒素、様々な娯楽、異常気象による厳しい環境への突然変異、体内の細菌の活性化による仮死状態と復活、etc…、この辺りは色んな予言で色々言われています。

 

 

大地震はそのまま日本なら南海トラフや東日本大震災を連想させますし、夏の極端な暑さや冬の極端な寒さは日本でも実感出来るところです。地上海底問わず火山噴火や津波や洪水のニュースを始め、異常気象のニュースはたくさん目に入ってきますが(人間の改心次第で)まだまだもっと凄くなるはずです。

 

 

ともあれ色々と過酷な状況が起り、最後に神人と獣に立て別けられる、これが大峠のことのように思えますが、大峠の頂点に向って起きる、というか現時点で既に起きている異常気象、大地震、疫病、などの人災や天変地異や戦争がどのくらいキツイものになるのかは「人間の改心次第」とも繰り返し述べられていて改心すればその分だけ軽くなる、またはしてもらえるということでしょう。

 

 

どれだけの人が神か獣かそれとも地の下になるのかはわかりませんが、無事に峠を谷間に落ちずに越えた神人たちがいる岩戸が開いた後は素晴らしい世界になるようで、五六七の世あまてらすすめおおかみのよとよく言われています。人間ももはや人間と呼んで良いのか疑問に思う存在になっています。少なくとも今の意味でいう人間ではなくなっているようで、ひふみ神示には下記のようにあります。

 

 

マコトでもって洗濯すれば霊化される、半霊半物質の世界に移行するのであるから、半霊半物の肉体とならねばならん、今のやり方ではどうにもならなくなるぞ、今の世は灰にするより他に方法のない所が沢山あるぞ、灰になる肉体であってはならん、原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのであるぞ、今の物質でつくった何物にも影響されない新しき生命が生れつつあるのぞ。岩戸ひらきとはこのことであるぞ、少し位は人民つらいであろうなれど勇んでやりて下されよ、大弥栄の仕組。

 

 

ヒトラーの言うような神人もそのままひふみ神示で述べられている半霊半物質の肉体や原爆も水爆もビクともしない肉体を連想させます。

ヒトラーは「考えてもみたまえ。世界中の猿が連合して人類に立ち向かってきたとしても、近代兵器を持ったほんの数人の人間に勝てまい。同じことが、これまでの人類と今度現われる超人類の間にも起こるのだ」と言っていますが、たしかに原爆も水爆も効かない空を飛ぶような新しい人類と今の人類は、今の人類と猿くらいの隔たりを感じさせます。

 

 

空を飛び原爆も水爆も効かないのでは、それはもうヒトラー的言うなら「神人(ゴッドメンシュ)」でしょう。当然知能や能力も現行の人類とは比べものにならず、どちらかというと霊の状態になった人間に近いものを連想させます。

 

 

色々書きましたが、予言はここままにして、私個人の見解を述べてみたいと思います。

 

長いので分割しています。続き