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今日は雨だったので得意のプチ冬ごもり。
親指家族の遠藤さんからお借りしていた
本2冊を読了済みだったのですが、
2冊とも東京オリンピック関連の本でした。
野地秩嘉著「TOKYOオリンピック物語」。
予想以上に非常に面白い本でした。
東京オリンピックに関する知識ゼロのわたしにとっては、
東京オリンピックを開催するにあたり、これだけ沢山の人が
物凄いエネルギーとパワーを持って取り組んだということが
それだけで感動的な上に、ポスターやピクトグラム、
選手村の食事、記録映画についてなど、それぞれのトピックが
面白くて面白くて夢中で読みました。

高杉良著「祖国へ、熱き心を———
東京にオリンピックを呼んだ男」。
フレッド・和田勇さんという日系アメリカ人の物語。
こんな素晴らしい人の尽力に支えられて、
東京オリンピックの開催に至ったのか。
世の中には凄い人がいるもんだ。
奥様も素敵で、夫婦の関係も素敵でした。

そして、東京オリンピック3部作(とわたしが勝手に決めた)の〆、
市川崑監督「東京オリンピック」DVD鑑賞。
ボリューム満点の記録映画でした。
が、これでも収まりきれなかっただろうなって感じ。
黛敏郎さんの音楽が絶妙で、
妙にサスペンスっぽくなったりして、
記録映画ながら不思議な雰囲気を
醸し出していて面白かった。
本読んだ後だったので、まあいろいろな経緯のあった
映画だったんだな、と思って観始めたのですが、
特に偏った印象も無く、単純に楽しめました。
水泳競技で、水着の質はともかく、
キャップ、ゴーグルを着用していないことに驚いたり。
競歩がとてもユニークに撮影されていたり。
自転車のロードレースの八王子の景色が、
素晴らしく日本的で、そのギャップが笑えたり。などなど。
それにしても。
1964年、たった48年前のことなのに。
時代のスピード、人類の進化は凄い。恐ろしい気さえします。
今年はロンドンオリンピックかあ。
正直あまりオリンピックに強い関心を持ったことが無いのですが、
楽しみになってきました。