今日は朝から晩まで初台にいました。
お昼は新国立劇場中劇場にて「雨」観劇。
井上ひさしさんの作品。戯曲がいいから
観た方が良いよ、というお話を聞いたので
観ましたが、ほんとに戯曲が面白かったです。
市川亀治郎さんがさすが着物の所作など美しかったです。
休憩込みの３時間半、見応えありました。
時代設定のせいだけど、近松門左衛門とか
鶴屋南北とかそういう世界を感じました。
夜は新国立劇場小劇場にて「おどくみ」観劇。
奥さんの気持ちが痛くて痛くて。
別れちゃえ、こんな夫、こんな家族から逃げちゃえって
本気で思っちゃいました。
わたしにはこんなストレス無理だ。耐えられない。
でも、こういう生理的にあわない、みたいなことって
家族でもあり得るから難しいね。
こういうのを、お芝居なんだし笑い飛ばせれば
いいんだろうけど、身につまされちゃって
笑えなかった。わたしがまだ青いってことかな？
でも客席で笑ってるのは男の人のような
気がしたのは気のせい？
女特有のいやらしい面をテーマにしたお芝居とか観ても
こんなの日常で見てるから、お芝居でまで観たくないよー
と思ってしまうわたし。
でもお客さんは笑ってたりするしな。
男のひとはそりゃあ他人事で
知らない世界で面白いかもしれんがね。
今日は2本とも満足でした。爽やかに疲れた。