こんにちは。
さなぽぽです。
今日、かなりギリギリに長男の学校を送っていきました。
というか、ほぼ遅刻
長男は友人関係では恵まれているようで、
すぐ友達から名前を呼ばれて吸い込まれるように校庭へ消えていきました。
そんな長男の姿を微笑ましく学校の外のフェンスから見ていると
「こんにちは」
と声をかけられました。
可愛い女の子でした
フェンスの中にいるし、おそらく同じ学年の日本人の女の子。
ただ残念ながら友達の輪には馴染めていないようで、1人でフェンスで外を眺めていた。
多分話しかけてくれたのは私が次男に向かって
「ちょっと待って〜」
と声をかけたのを聞いていたのだと思う。
ただ正直、ここ1年は自分の長男の友達関係を覚えるのに精一杯で女の子には目が行き届かず
しかもアメリカ時代に日本人と関わったことで苦い思いもしていたので
極力付かず離れずを心がけていたところもあって
国籍問わず同級生の女の子は「女の子」、同級生の女の子のお母さんは「女の子のママ」という大きなカテゴライズになってしまった。
そんな中での「こんにちは」
完全に初対面だったので「女の子ってしっかりしてるなぁ」というのと「お迎えにいつも綺麗な格好をしているお母さんの子かな?」くらいにしか思わなかった。
そうしているうちに次男が1人でスケーターで走り去りかけていたので
「こんにちは」
とだけ返して次男のあとを急いで追いかけてしまった。
それから家に帰り、落ち着いて考えるみると
「見知らぬ人に声をかける意味」ってなんらかのSOSサインだったのではないかと思うようになった。
実は今から3ヶ月前くらいに先生からこんな話をしてもらった。
先生は「Funny story」として話してきたのだけど
来たばかりで日本語しか話せない別のクラスの女の子がいてその子が泣いていた。
そして通訳として長男が呼ばれたのだが、長男は日本語と英語の区別がついていないようで
先生の言葉を英語で返し、女の子の言葉を日本語で返すという不思議ちゃんを発揮したという話である。
その話を聞いたお迎えの日に長男に
「その女の子いる?」と校庭を見渡して聞いたのだけど
「覚えていない」で終了。
なにか力になれたらいいなと思ってたけど、
息子も覚えていないし、わざわざ先生にどの女の子ですか?と聞くのも変だなと思って
なにかきっかけがあったら話をしようと思っていた。
でもいくら柔軟性の高い子供とは言ってもいきなり自分の知らない言語を話している人たちに囲まれていたら
正直、精神的に不安定になると思う。
なにか力になってあげたいけど、日本人の女の子のお母さんグループはすでに出来ており、
遠目から見守ってあげるのが正解か、次のクラス替えで一緒になったら話しかけるか、今話しかけるか悩ましい。
いくら同じ日本人でも「なにか困ってませんか?」なんて聞くのはちょっと気が引ける。
この考えが間違えで、ただ外を眺めるのが大好きなハキハキした女の子であったらいいと思う。
でももし私の考えがあったらどうか、女の子が早く学校になじめたらいいなと思っている。