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このブログは本編の
婚活で出会った男性との記録
もぐら以外のお見合い相手の記録
と
私の日常や婚活に関することを書いた
の3つのテーマで順番に書いています
テーマ別にまとめて読みたい時は
上記リンクからどうぞ
これまでのあらすじ
もぐらと家探しをして
ようやくお互いの希望を満たした
部屋を見つけました
その部屋を巡ってまた深い話し合いが
始まります…
お互いの希望を上げながら
いくつかの物件を内見した結果
たどり着いた家は
元々もぐらが婚活を始める前から
目星をつけていた分譲マンションでした
このマンションからであれば
私の実家までもいざとなれば飛んでいけるし
駐車場も確保できます
お互いの仕事部屋も確保できるし
お互いのペットも一緒に暮らせるだけの
十分なスペースがありました
ただ、このマンションを選ぶなら
購入しか手立てはありません
もぐらはお金は気にしなくていいと
言ってくれました
結婚前に購入した物件であれば
もぐら個人の資産になるので
そういう意味では遠慮はいらないのかも
しれませんが後ろめたい気持ちで
いっぱいでした
もぐらとこの物件の内見をした帰りに
一緒に夜ご飯を食べていた時でした
もぐらがふと言いました
僕は
さっき見に行ったマンションを
買いたいと思ってるけど
その前にkororiさんが
どんな漫画を
描いているのか教えて欲しい
漫画というのは、
以前もちらっと書いたことがありますが
私が学生の時から趣味で書いていて
時々イベントに参加して頒布するために
製作しているもののことです
もぐらの生業も同じような
イベントでの自作作品販売だったので
私たちは近しいものを共有していましたが
もぐらと違って私の漫画は本当に小規模な
範囲での友人との物々交換に等しく、
また、とてもニッチな作品だっため
元々理解のある人以外に
見せるようなものではありません
同性の友人にも見せてない人は沢山います
もぐらは以前から
私がどういうものを描いているのか
見せて欲しいと聞いて来る事がありました
私はその度に描いているものの傾向を
概要だけですが、話せる範囲で話し
内容は恋愛をテーマに
したものだったりポエムだったりで
人に見せるのはとても恥ずかしいから
まだ見せられないんだ、
ごめんね
…と話していました
ですがもぐらは
マンション購入を決める前に
それをどうしても見たいというのでした
そんなことすら隠されてしまうようじゃ
信用されていないように思えてしまい
今後に踏み出せない
私は自分の作品については
ずっと頑なに秘密にしておくつもりで
いたわけではありません
ただ、この時点で私たちは
結婚に向けて前に進みながらも
男女としては
かなり前に1度手をつないだ
ことがある程度の発展度でした
その先の行為にも言及した描写や
自分の深層心理や
恋愛観についても表現している
自分の言葉や絵を
作品を通して見られるのには
かなりの抵抗を感じました

もぐら自身は最初に成人向けの
自分の作品を勇気を出して見せているので
なんで私も同じような趣味を持っているのに
自己開示してくれないんだという思いが
あるのかもしれません
ですが極端かもしれませんが、
もぐらの言っていることは自分も下着見せたんだから
あなたも下着を見せてよ!
と言われているのと
同様に感じてしまいました

私は相手が実際に書いているものの内容は
あまり重要に考えておらず、
お互いの人柄を知っていくことの方が
大切だと考えていたので
ここにきて私の作品を見せてくれないと
先に進めないとまで言われるとは思わず
とても驚いてしまったのでした