前回までのあらすじ
せっかくのもぐらとの夢いっぱいのディズニーランドなのに
すっかり心が冷静になってしまっているkorori
日が暮れて来てもぐらはだんだんそわそわして来たぞ!
話すのか!?話さないのか!?どっちなんだい!???
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すっかり辺りは暗くなり、それまではアトラクションに乗ったり買い物したり食べ物食べたりしてなんとか間を保てていた私たちでしたが、いよいよ野暮な雰囲気に。
周りの暖色のイルミネーションが、ロマンティックなプロジェクションマッピングが、穏やかな音楽が、否応にもデートっぽい雰囲気を演出して来ます
でも私はその時必死に考えていました
頼む…まだプロポーズはしないでくれ…!!
今プロポーズをされたら、まだ全然深い話もできてないまま受けるか断るかをしなくてはいけなくなってしまう…!それはまだしたくない!!
いつかもぐらとそんな雰囲気になれたらいいなと思ってはいたけど、急に大接近&白黒つけられるのは怖い…
どうしようどうしよう、と色々考えているうちに寒さもあってかなんだか具合が悪くなってくるkorori
あの船に乗りませんか?
もぐらが指差した先には暖かい色の電飾で輝く蒸気船マークトウェイン号が…!
わあ〜!めちゃくちゃいい雰囲気だあ〜〜!
絶対ここで何か話ししようと思ってるやつだ!!
断る理由もなく、乗りました、マークトウェイン号…!
そういえば私、初めて乗ったなこれ…
真冬のディズニーの夜、海風も吹き込んで来て寒すぎる中、船…
甲板に出たものの風が強すぎて寒すぎて、中に座ることに。
この段になっても少し距離を開けてベンチに座る私たち。
室内も心も寒いな…
もぐらはこの時も言葉は少なく…でもいつもより緊張していそう
何か、言いたいことを考えて来てくれているんだろうか…
どうしたらいいんだろう、今のままじゃ私はまだ結婚まで考えられないよ…
だけどもぐらのことはもっとよく知りたいよ…
もぐらには申し訳ないんですが、あれこれ別の話題を話しかけたりしながらなるべくそういう話にならないような雰囲気を作ってしまいました…ごめん…
この日はパレードはお休みでした
20時より少し早く、会場を後にした私たち
とても微妙な雰囲気なのはよくわかる…楽しいデート風の1日を過ごしてしまった…
私はどうしたらよかったんだろう…この時点で縁がなかったものと諦めるべきだったんだろうか…
そんなことを考えながら舞浜駅に向かっている途中、もぐらが言いました
すみません、少しお茶していきませんか?
つづく