もぐらとのお見合いの2週間後、
仮交際後初めてのデートのデートに行きました
デートはもぐらが候補のお店をいくつか出してくれて、
その中からイタリアンランチのお店を希望しました
IBJでの婚活は、仮交際・本交際共に最大3ヶ月、
合計半年のおつきあいの中でお相手と結婚できそうかを
お互い見極めていくのですが
お互いに納得の上であれば多少の融通も聞きますよ、
というのが私の登録していた仲人さんの相談所。
IBJは大きな母体に沢山の個人の相談所が
登録をしているので、所属している相談所によって
登録料の差や、仲人さんのお世話度やせっつかれ度が
変わってくるんですね
本来であればどこの仲人さんも
お見合い後のデートは間を空けず！
鉄は熱いうちに打て！と指導するのが鉄則の中、
2週間後に初デートになってしまいました
というのも私は仕事柄
繁忙期は休みがなかなか取れないこともあったり
また母が入退院していたため、日々の介護や
突然の体調不良の際は付き添いが必要だったりもしたので
お見合いの時に、その旨を打ち明け、
他の方よりペースが開く時がある事の了承を得ていました
スピード感を重視される方はその時点で
お断りをされるわけですから
この点は私の婚活においてのウィークポイントでした
ですが、もぐらは同じように多忙な時期のあるお仕事で
コミケ時期1ヶ月前後はほぼ引きこもりになったり
クリスマス年末やお盆前のシーズンはデートが難しい
タイプの人だったのですが
私もその辺りが多忙になりがちだったので
お互いに理解ができる点はすごくいいなと思ったのです
仕事内容も相手はイラストレーター、
私は版下制作のデザイナーだったので
その辺りの苦労話しもお見合いの時に花咲き、
締め切り前の大変さや重要さがわかりあえそうでした
できれば仕事も親の介護も続けて行きたかった私には
年がら年中一緒に過ごさないとダメな
さびしんぼうタイプよりは、ある程度自立している
お互い一人遊びもできるタイプの人が理想でした
もぐらがそういうお付き合いが苦でなさそうだったのは
まさに渡りに船なご縁だったのです
私は胸を躍らせて、2週間ぶりのもぐらに会うため
駅の改札の待ち合わせ場所に向かいました
続く