今日は義父の話を。。。
何回か書いたことがあったかと思いますが、我が家は義父と2世帯同居でした。
この度グループホームに入ることになり、無事に入所したばかりです。
旦那の母が11年前に亡くなり、それから私たちが日常のお世話をしてきました。
ところが、母が亡くなってしばらくたった時に脳梗塞を起こして、そこからくる認知症と診断され、デイサービスに通いつつ、私たちが日々の生活を支えてきました。
私たち家族も仕事に学校にと忙しい生活を過ごしているので、主にゆっくり会えるのは夕飯時でしたが、毎晩夕飯を共にして、孫と会えるのが一番の力になる、と感謝されていましたね。
子供たちも、思春期で鬱陶しいと思う時もあったかと思いますが、義父に優しく接してくれました。
子供たちにはすごく感謝しています。
旦那の両親と同居というと、普通は敬遠されて、険悪になることが多いと思いますが、旦那がすごく協力して私に気をつかってくれたおかげで、私はさほど嫌な思いもせず、いい介護ができたと思います。
旦那もすごく頑張りました。
旦那がいなかったら、トン活はできず、私も老け込んでたでしょうね。
認知症が進んで、こちらの負担が大きくなってきたことと、父が自分でもホームに行きたいと言い出したことで、グループホームに入ることとなりました。
旦那が見つけてきた、お世話が至れり尽くせりの和風建築の素敵な家です。
ここなら、と私も賛成。
義父は、若い時から良い意味で、仕事でも遊びでも好きなことをしてきて、90歳超えてもう思い残すことはないようです。
認知症からくる、気力の低下(鬱)で、趣味もなにもなく過ごしているので、生活には問題ないんですが、人生楽しめないみたいで。
「おばあちゃんが呼びに来ない、呼びに来ない。」
と嘆いていました。
私は、自分が祖父母と暮らしたことがないので、年寄のことはあまり知らず。。。
年寄というものは、長生きできればできるほど良いのだと思っていました。
しかし、今は、長生きし過ぎてもつらい年寄がいるのだと納得できます。
私も、できるだけ長生きするよりも、頭がしっかりしているうちに、自分で納得する人生がおくれたら幸せなんだな~と思うようになりました。
幸いなことに私はもうやりたいことの多くをやってしまっているので、いつでも準備はオッゲーです
義父のお世話も十分したし、思い残すことはありません。
なかなか家族旅行もできなかったし、旦那と海外旅行も行けなかったので、来年コロナが落ち着いたら行こうと思ってます。
これからは家族4人と猫4匹で、楽しい人生を送っていこうと思います