ご訪問ありがとうございます。
奈良県生駒郡斑鳩町・安堵町、
JR法隆寺駅近くの
リトミックころわん佐々木ピアノ教室、
佐々木千里です。
親子のふれあいを大切に〜
初めてピアノを習うなら〜
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2021年ピアノコンサート、無事終了致しました!
昨年は、コロナのため、発表会は中止、
一昨年は、
いかるがホール空調工事のため使えず、
今回、なんと
いかるがホールでの発表会は、
3年ぶりとなりました!
いかるがホール小ホールは、
とても音響がよい設計となっており、
実は、大ホールより
音の響きは良いらしいです

(町長さんがおっしゃってました!)
皆さん、音の響きは、味わってもらえたでしょうか

今回、私は講師演奏で、
高校生の時の、憧れの
「ラ・カンパネラ」を演奏させていただきました

話は長くなりますが、
高校生の時、発表会が終わって直後、
「次はカンパネラを弾きたいです!」
と先生に言いました。
(年代がバレますが、小学生のころ、赤いシリーズが大人気で、そのころの、「赤い激流」というドラマの中で、水谷豊さんが、ピアノコンクール出場のため、牢獄の中で、紙鍵盤で、ラ・カンパネラを全力で練習していたのです!」
ところが、先生は、
「え〜、カンパネラ
」

「あれはねぇ、、ピアニストでも難しい曲だから、ちょっと無理ねえ。。。」
ガーン



私の夢は
さっさとシャットダウンされてしまったのです

いつか弾きたい!と思っていたカンパネラ。
勇気を出して言ったのに…
悔しいので、自分で、ピース版を買って練習することにしました。
ところが。。。

なに、この楽譜

いったいどうやって弾くの

片手で2オクターブも離れた音を、あの速さで弾く

当時、脱力なんて言われてなかった時代のレッスンです。
脱力なしに、あの曲は絶対弾けません

すべを知らない私は、泣く泣くその楽譜を封印したのでした

そして、悲しいかな、
もう弾こうとも思いませんでした。
ところが約3年前、伊東佳美先生
に出会い、
IPメソッドという、斬新なピアノ奏法
(アレクサンダー・テクニークの視点からピアノ演奏を見直し、自分の気持ちやインスピレーションに沿って自然な身体の使い方でピアノ演奏を表現するテクニック)
を学ぶこととなったのです。
それは、びっくりするような奏法で、
初めは半信半疑でしたが、
その奏法を使うと、不思議と何でも弾けてしまうのです。
でも、奏法だけではうまく弾けません。
脱力はもちろんのこと、
身体の使い方が大切になってきます。
それは、形だけの脱力ではなく、
身体のマッピングを知り、どうして力が入るのか、どうしたら抜けるのか、
それらを解剖学的に学び、
理解することで、
身体の脱力、
身体の使い方がわかるようになったのです。
すると先生が、
このメソッドを学べば、カンパネラでもなんでも、
特にたくさん練習しなくても、すぐ弾けるようになるよ、と

え、カンパネラ。。。



弾きたい







私の目がキラキラと光ったのは言うまでもありません

でも、なかなか練習時間は長く取れず、
日曜日に数時間、取れるか取れないか。
私にとっての大曲だけに、
こんなんで本当に、生徒の前で弾けるのか…

約1ヶ月前には、
やっぱりやめようか、どうしよう

と思ってたくらい

でも、それからは、
受けたいセミナーなどはキャンセルし、
カンパネラ優先に練習を重ねました

本音を言えば、あと1ヶ月、練習期間が欲しかった〜。
なぜって、がんばって練習した1ヶ月、
とても練習が楽しくて、
どんどんやりたい表現が出てきて、
もっときれいに弾きたい〜、
と思ってた矢先に、本番となってしまったのです。
でも本番では、
今、自分にできる精一杯の表現を、と
心を込めて弾きました

残念ながら、初めからつっかえてしまいましたが、
キラキラと響く素敵な音で、
憧れのカンパネラを弾けたことが、
とても嬉しかったです。
でも、やっぱり、もっとちゃんと、
きれいに弾きたかった

なので、また、いつかの発表会で
リベンジします〜





長文ブログにお付き合い、ありがとうございました

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