いつもお世話になっている、『平野の市民交流センターひらの』で、去年から5回シリーズで
『知っておきたい家庭教育』という講座があり、何度か足を運んで聞きに行ってきました

幼児期・児童期・中高生期・性教育とシリーズは分かれており、先生の子育ての経験談を交えての、いいお話をたくさん聞くことが出来ました



この講座の中で先生が何度も口にされたこと・・・

 『三つ子の魂百までも』

それは、生まれてから3歳ぐらいまでが、人間形成のうえで最も大切な時期であるというもの。



大脳の中には、旧皮質新皮質という部分があり、旧皮質は生まれた時から活発に働き、自分の周囲に起こっているすべてのことを見て、それを備蓄していきます。

つまり赤ちゃんは五官を使い、ビデオカメラを回し続けるかのように旧皮質のフィルムに焼き付け、そして一度焼き付けられたものは決して消すことはできない



『赤ちゃんは何でも知ってる』



なのでこの時期は、よりよい環境の中で赤ちゃんを育て、たくさんのすばらしいものを赤ちゃんの旧皮質に覚えてもらうようにすることが大切。


例として、家庭教育研究所の著書『知っておきたい家庭教育』には、
日本人の気質アメリカ人の気質とでは、アメリカ人のほうが明るい性格であり、それは幼いころの子守唄に影響されていると思う(日本の子守唄は短調でアメリカの子守唄は長調・・・)
とあります。



幼児期は、両親から受けたやさしい感情言葉が、そのまま子どもの豊かな創造性につながり、また人間的能力が一番伸びる時。



そして性格というものは、持って生まれた能力が、環境刺激によってこの時期にほぼ形成されていく、というのですから、うかうかとこの大切な時期を過ごすわけにはいきません
先生は、性格環境8割素質が2割とおっしゃっていました。




日々経験することをスポンジのようにすべて吸収していくこの時期に、ころわん教室に通ってくれているおともだちは、大好きな優しいお母さんの愛情をたっぷりと受け、感性をはぐくみながら楽しい時間を過ごしてくれているんだなと思うと、この子たちはなんてしあわせなんだろうと、うれしくなりました


小さいお子様をお持ちの親御さんがうらやましいです
だって、私ももう一度その頃から子育てやり直したい

ぜひ、お子様と素敵な時間を過ごしてあげてくださいね。




子どもに、『こんな人間になってほしい』と願うモデルに、自分自身がなる努力をする。

親が変われば子も変わる



子どもの行動を尊重して育ててあげれば、親に信頼感を持ち、自重心が湧き、自分に自信をつけ、責任感のある子に育つ。
  
子どもの行動を否定して育てれば、親に不信感を持ち、軽率になり、自分に自信を失い無責任責任転嫁をする子になってしまう。



子どもを固定観念で見ない。この子は困った子だ。ずっとこのまま続くのではないか。子どもは変化する

中・高校生期の性教育に必要な大事なことは3つ思いやり・がまんの心・思考力   
  これらはすべて幼児期に身に着けておくべきこと。


育てたように子は育つ



子育てには悩みがつきもの。
その時は夢中でわからなかったことも、あとになれば子どもの気持ちがわかったり、あの時こうしておけば・・・と後悔することもたくさんありますが、子育てはいつでもやり直しが効くのです。
なぜって、親が変われば子も変わる子どもは変化するのですから


・・・、と、自分に言い聞かせてます