昨日、ピアノのバスティン研究会の仲間のO先生の企画で、元水泳オリンピック選手の千葉すずさんのお話をきくことができました!

すず先生(今や全国各地を水泳指導はもちろん、講演活動で飛び回っているそうです)は、O先生のママ友でなんと奈良県のすぐそこに住んでおられました
ご主人の山本貴司さん(バタフライですごかった選手らしい)は、日本水泳選手権でウルトラソウルを歌っていたB'zのお二人に会ったことがあると聞いて私のテンションあげあげ~

それはさておき、今回のお題は『夢に向かってチャレンジしてもらいたい!そのために、親や指導者ができることは!』

すず選手はとてもさばさばしていて、行動力も発言力もあり、とってもかっこいい

そんな自分が育ってきた経緯を、自分の母親や指導者はどう接してくれていたか、親はどうあるべきかを、ズバズバすっきりと明言してお話をしてくれました。

すず先生は、仙台のスイミングスクールで水泳を始め、めきめきと頭角を現していき、なんと小学校6年生の時に自分から、こんな田舎で水泳するより、大阪のイトマンで水泳をやりたいと、近畿大学付属中学校に転校したそうです。
もちろん親元を離れて・・・

すず選手の行動力もすごいが、親は何も言わず承諾してくれたとか

その後、今度は、大学へは行かず、アメリカに行くと決断したすず選手。
もちろん親は、同じ会えないなら大阪もアメリカも同じと、何も言わず承諾してくれた。

すず先生曰く、今になって話してみてわかるのは、アスリート選手の親は何も言わない
大事な子を一旦預けたら、あれこれ口出しをしない
親としてデン構えて、子どもに対して不安にならない。姿勢がブレない

すず先生はあとからは母親から聞いたそうです。
何も言わない、言えないことが、どんなに苦しかったか。

なんだか胸が熱くなりました。
子どもに対してすぐに不安になり、自分の気持ちを解消するために子どもにあれこれと指示をし・・・。
いつも、わかっているんです。
こんなお話を聞くたびに

なのにできなかった私は、結局自分が我慢できずに、そのき気持ちをぶちまけていたんだな~と

でも、すず先生のお話を聞いて、なんだか自分が悩んでいたことがとってもちっぽけなことに思えてきて、(まるで、昔、アメリカのヨセミテ国立公園に行ったとき、壮大な大自然の中で、心が洗われた時と同じ気持ち)、気持ちが晴れ晴れとして、今からでも頑張ろうと思えました

あと、私が心に留まったことを書き留めておきますね。
今から、数々の反抗期を乗り越え、子育てをしていく、ころわん教室の皆さんにもお伝えしたいと思いました


親は、あきらめ」が早い
すぐに結果を求めすぎ

子どもに忍耐がないのは、親が忍耐がないから
子どもの可能性を親がふたをしてしまっている


子どもの通る道にある、砂利や石を、通りやすいようにどけてあげる親がいる
苦しいことや困難を乗り越えることの意義を説明してあげる

つらいこと、苦しいこと、失敗することの経験をたくさんさせてあげて

結果や勉強が大事なのではなく、『あきらめない心』をつけることが一番大事

黙っている親→自分で考え、自分で行動する
親に『しなさい』と言われてする子は、結果を人のせいにする

自分の弱さと戦う
向き合うから強くなる


すず先生、たくさんの力強いお言葉、ありがとうございました
またお会いできると嬉しいです
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