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瀬を早み岩にせかるる滝川の
われても末に逢わむとぞ思う

街を歩くとカップルさんが目立つ季節になりました。それをぼんやり眺めながらふとこのうたを元にした崇徳院の落語を思い出しました。

思う方とご一緒さんのいる中で一人、心がすっかり空腹になってしまうのをしみじみ感じるのもこの季節。師走の忙しさと寒さは身にしみます。

「恋煩い」と聞いても実際、わずらってる方をお見かけしたことはありませんが、恋をすると食事が喉を通らなくなり、病気とは違った妙に色気のある疲れを感じさせるものです。

さてさて、その「恋煩い」にはどんな食べものが効くのか考えてみました。

まず、この病の症状を調べてみると「食がなくなり、心臓がどきどきとして、熱っぽくなる」とあります。

では、食欲がない時にすっと体にしみこみ、栄養価があり、滋養強壮があり、心臓を落ち着かせ、そしてちょっぴり色気のあるものを探しました。

●豆乳…タンパク質の補給に
●カカオ…昔は心臓に良いとされていた
●ハチミツ…滋養強壮と恋の食材

この3つを使って飲みやすいホットドリンクを作りました。

【恋煩いの豆乳カカオオレ】
■材料(2人分)
・豆乳 100cc
・カカオ茶 大3
・カカオニブ入りハチミツ 小2
■作り方
水300ccにカカオ茶(カカオを発酵乾燥させたもの)を入れ沸騰して3分。そこに豆乳を加えて再び沸騰させます。器にこして入れてカカオニブのハチミツをいれてのみます。

心も体も温まるいっぱいです。