天台宗比叡山延暦寺の開祖、最澄が開いた弓削禅寺。西美濃三十三霊場の第九札所です。


 弓削禅寺はかつて、伝教大師最澄が美濃安八にきたとき、池田山の上に連日紫雲がたなびくのを見て不思議に思い、この場所を訪れた。すると、湯気の出ているところに温泉を見つけ、試しに錫杖(しゃくじょう)を差し入れて探ってみたところ、忽然として馬頭観音像が湧出した。弘仁8年(817年)、この観音を安置するため草菴を結び、阿梨耶山湯華寺と号したのが、弓削禅寺の始まりと伝えられている。現在もご本尊は馬頭観音菩薩。馬頭観音にあやかってか、池田町では草競馬が盛んだった。特に弓削寺の草競馬は昭和30年頃まで行われていた。弓削寺の馬頭観音は今でも馬に関係のある人々に信仰されている。
 応徳年間(1084年~1087年)白河法皇が谷汲山に参拝し折病気となり、この湯華寺の湯につかったところ完治したという逸話が残っている。その時白河法皇から「弓削寺」を授かり、湯華寺から弓削寺に寺号が変わったとされている。

ネットより


池田山の頂上に近いところにあるこの寺からの景色は最高です。寺の下は華音の森というキャンプ場🏕です。


今日はそよ風が吹いて木陰で涼しく、快適でした。花の郷としても有名な弓削禅寺では、2万本もの紫陽花を楽しむことができます。


寺への道脇に、ピンクや白色の紫陽花が目に飛び込んできます。


お寺の住職がお住まいなのでしょうか。家の周りは紫陽花で埋め尽くされていました。


手水にも粋に紫陽花をかざってあり、花畑のようです。


鐘撞堂


この薄ピンクの紫陽花は大玉です。


濃いピンクの額紫陽花?


歩くと、この急な参道を登ってきます。


ここには、キャンプ場だけでなく湯華の郷温泉があり、キャンプ客もゆっくりと温泉に浸かれます。♨️



さて、弓削禅寺を後にして池田山を降りてくると、カフェカーが止まっていました。テーブルや椅子もあり、子供が遊べる滑り台やバスケコートもあるので、家族連れでも休憩しやすい場所です。

その上、屋外なので鶯の鳴き声や他の鳥達の鳴き声も聞きながらリフレッシュできます。


こんな可愛らしいカフェ。


メニューは豊富で、クレープやアイス、みたらし、コーヒーやアイスティーなど色々と置いています。


クレープとアイスコーヒーでちょっとリラックスタイム。明日は、キッチンカーも来るそうです。


さらに山を降りると、目の前に茶畑が広がります。ここは、揖斐茶の産地です。



少し小高い場所には、紫色のあふれんばかりに咲いた紫陽花の花が。


今が満開。ほぼパープルばかりの紫陽花は、品がありますね。


紫の中に一個ピンク色の紫陽花。、


白い額紫陽花もありました。


この場所は、春には河津桜や芝桜が咲くそうです。草をとっている方が教えてくださいました。


少しの晴れ間は、ありがたいですね。