皆様は、毎日服用されているお薬などはありますか?


私は毎日、飲んでいるお薬は今、何種類かはあります。


持病もあり、毎日寝ている訳にもいかないので、仕方なく飲んでいるという状態が

ここ数年は続いています。


その事について今日は少しだけ、お話ししたいなと思いましたので

ブログを書く事にしました。


お薬というのは、今やドラッグストアや、コンビニなど、様々な場所で手軽に手に入るようになりました。


私は医療に対しては、一応のところ

医療従事者でもあり、毎日医療にたずさわる機会などはございますが


本当のところ、お薬ってなんだろう?って

ふとしました拍子に良く考える時間などがあります。


また、休日には医療関係の講義や

個人的にも、医学書や薬学書についてなども


流し読む事が最近では特に多くなりました。


何故、お薬は効くのでしょうか?

何故、お薬には副作用があるのでしょうか?


特に、西洋医学のお薬にかんしましては

必ずといって良いほどに、良い効能と悪い副作用が両面ある事は

皆様にとっても当然な認知だと思いますが


良くお医者様は、お薬に対して


『その作用が副作用より上回り

効能があるとした時には、必要になる事がある』という事を考えられて

投薬されているというのが

今の現代医学の基礎となっております。


お薬は、飲むとまず、口に入り胃に入り

肝臓で一度、濾されてから

腎臓まで到達します。


そして腎臓まで到達する頃には尿として排出されやすいように、

最後の濾すという作業に入る訳なのですが


皆様は、口から入る食物やお薬の消化について、どこまで考える機会などが

今までに、ございましたでしょうか?


口はまず強力な消化物質を持つ唾液を出して

必死に食物やお薬を消化しに、かかります。


次に待っていますのは、いわずとしれました胃なのですが、

胃酸という、これまた、強力な消化物質により

食物やお薬は、バラバラにバラされてゆきます。


しかし、皆様もご存知な通り、

胃酸は有名な、殺戮キラーでもございまして、


放出量の加減が少しでも多過ぎてしまいますと、

たちまち、胃の壁すら溶かしてしまいますほどの強力な液体です。


その強力な胃酸下でも、まだ、勝ち残りました食物成分やお薬の成分だけが、


肝臓まで、到達する訳なのですが、


ここまでで、だいたいの、物質に対しましての、こなし作業は済んでおりますので


肝臓ではいよいよ、胆汁を出して、

栄養素や成分の最大消化を始めるという形ではございます。


ですが、ここで濾された成分が、全身に栄養として回るのか、薬の作用として、血液の中へと

取り込まれてゆきますのか、

体は勝手に決めています。


人間という生き物は、いまだに未知な部分も多く、ましてや、各々、それぞれの人々が


細胞や臓器一つ取りましても

千差万別な動きをして、生きているものですから、


ここまでの、唾液、胃酸、胆汁についても


各人が、各々違う放出量をしていて

またそれぞれに違う量の濾しかたをして


血液まで、運ばれて全身にまで、届かせてゆくのですが、


これだけの強力な消化臓器が、消化物質を放出しましたところで、


『濾せなかった』ものだけが、全身を血液に乗って巡ってゆく事になるのです。


しかし、ここで少しおかしな事に

気づきませんでしょうか。


肝臓に至るまで、濾せなかったような、

ものだけが、全身を巡る事が許されるのですが、


お薬って、その成分は、では、唾液より強く、胃酸より強く、最終兵器である

肝臓でも、濾しきれない事を見越した

劇的に強力な成分だけが、


全身を血液に乗り、駆け巡ってゆく訳ですよね?


始めから、濾せないなんて…

決して、自然なものではない、物質だからこそ、

また、その物質量であるからこそ、


最終兵器、肝臓でも、濾せてない訳であります。


肝臓では、言わずもがな、濾せないような


不自然な、むりくりで、消化作用を飛び越えたような

物質を血液へと、流すだけで、毎日、毎日、肝臓機能は


疲弊し続けてゆくのは、当然な結末な訳であります。


勿論、食物の栄養素にかんしましては、

必ず必要になります成分でありますから

濾せないのは、当然であり

また、濾しきって、しまってはいけない

必要になる栄養素だけを、上手く血液に馴染むように変換し、全身へと巡らせ

行き渡されてゆくのは、

当たり前に必要な作業であります。


人間は、古来に存在していた時から、

体のその仕組みというのは、

とんでもなく、神秘的であり、奇跡でもあり


脆くもあり、絶大検知能力を兼ね備えた様々な機関や臓器の化学機関を持って

地上へと君臨していたのだと私自身は思っておりますが、


例えば、ガソリンを飲もうとしても、

口に入れたその瞬間に、吐き出されてしまう。


これは、もしガソリンの事を全く知らない幼児であれど、


反射的にその行為は自然と行われるはずですから、


人間というものは、例え地中深くに眠る

自然物質のものであれど、

体に良いもの、悪いものを、瞬時に嗅ぎ分け

見分ける能力が


生まれた時から、備わっているはずです。


では、ここで、今一度、お薬のお話しに戻りますが


お薬に匂いや、野生の勘など、


普段から皆様は働かせて、

良いもの、悪いものを嗅ぎ分けておられ摂取されておりますでしょうか。


それは、当然、無理ですよね。


匂いもなければ、ほとんどが、その味すら感じない。


そのような、化学物質を私達人間は毎日毎日、何も臆する事なく


飲んでいるのが、今のこの世界の当たり前です。


【追記】私はこのブログを通し

全てのお薬の対し、批判的ではございませんし、勿論、体の維持のため必要なお薬は

飲むべきだと思ってはおりますが、

今一度、お薬について、考え直してみる機会があれば良いのかなと思い、この度は

かなり無知で稚拙ながらも書かせていただきました。