こんにちは。
テレビで一度しか見てなかったのですが、
「寅に翼」が、最終回だったのですね。
そのドラマの中で「雨垂れ石を穿つ(うがつ)」という
文章が引用されていたらしく、調べてみると、
「雨垂れのような小さな滴でも、長い時間をかけて落ち続けると岩にも穴があく。小さなことでも根気よく努力すれば、ついには成功に通じることをいう。」
という様な意味なのだそうです。生徒さんたちの成長を見ていると、
ああ、ほんとうにそうだなぁと、感極まるときでもありました。
「雨だれのプレリュード」を弾く身としては、
ポツポツと身にしみわたります。ちょうど、外は雨模様です。
部屋を薄暗くして、耳で弾こうと思います。
さて、発表会では基本、中学生さんまで、クラシック+ポップス
です。この時期は、正しい奏法を身につけるために、
クラシックは基本にしています。
そして、デザート的な「ポップス」です。それぞれの生徒さんが
好きな曲を選んでもらいました。
弾いているうちに、ある事に気がつくと思います。
それは
「こんなに好きな曲なのに、楽譜を見るとリズムが難しい」です。
ポップスは、独特のリズムと色々なアレンジがあるので、
楽しさと難しさの詰め合わせですが、
必ずしも楽譜通りでなく、
自分の手の大きさ、リズムの取りやすさ、楽譜の下に書かれた
コードネームも参考にして、
「自分が弾く音、リズム」を書き込んで、決めてしまいましょう。
音の足し算もよし、引き算もよし。どこか「即興的」な
ポップスを楽しんで頑張りましょう。
「太鼓の達人」は、おそらくみなさんもご存知の通り、
曲が流れる中、大小の太鼓をタイミングよく打って
どれだけ正しくリズム打ちができるか、のゲームです。
まだガラケーだった頃、このリズム打ちゲームに
画面を見ずに、音のみを聴いて正しく打ち込めることにうれしくなり、
夢中になった結果。その曲は忘れもしません。
「ウィリアムテル序曲」です。
その月の請求金額を見て、パッタリやめました。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。