こんにちは。
七夕には東京都知事選挙、日本各地で各種資格試験などが
あったようてす。
熱中症になりそうな中、受験生の方々、本当にお疲れ様でした。
もう7~8年程前ですが、
7月の第1日曜日に司法書士試験がありました。
受けました。
落ちました。
これについては。涙なしで語れないので、
どうか聞かないで下さい。
それなら、最初からここに書くなと。読む人が迷惑します。
本当に、その一言です。ごめんなさい。
ここからが本当に書きたいところで、
私は法科大学を卒業していないので司法試験は
受験資格自体がなく、
司法書士試験なら受験できると、独学で勉強を始めました。
もちろん、合格できないことは承知でした。
とにかくやってみようと
刑法が大好き、推理小説が大好き。
たったそれだけの理由で大きな机の上にたくさんの
テキストと問題集を広げて進めていきました。
法律用語の意味も分からず、テキストを1ページ理解するのに、
1時間をかけたこともありました。
この頃、生徒さんも多く、とても忙しかったはずなのですが
ピアノ、勉強とメリハリがついて作業が速くなったのと
怖いもの知らずになっていました。
たくさんの文字を書く時、ボールペンが1番スラスラ書けて、
手が疲れないことも知りました。
試験当日。
私が子どもの頃、勉強の出来にガミガミ言ってくれた母が
お弁当を作ってくれて
「一問でもいいから、答えを書いてきなさいね。」と
お茶と一緒に渡してくれました。
この頃の合格率が2~3%で、マークシート運にぶら下がっても
記述が待っていて、基準点を超えられないと「ぜひ来年も」と
心温まるエールが頂けます。
問題を見た瞬間、「来年も挑戦」という気持ちに別れを告げ、
11月の行政書士試験に挑戦しようと、気持ちを切り替えながら
鉛筆を持ってマークシート問題に取り組みました。
午後は択一問題と、ほぼ意味のわからない記述が2問でした。
途中で退席もできるのですが、当然、問題用紙を持ち帰ることが
できないので、机にかじりついて、ボールペンを握りしめて
最後の最後まで残りました。
試験を終えて、
答案用紙を回収する時に、ほとんどの人が記述が白紙に近い
状態のようでした。
長くて10回近く受験される方も多いそうで、初めての方も
多いかもしれないです。みんな仲間でした。![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
その後、これも懲りずに受験した行政書士試験は合格しました。
母「いったい、何度受けるの?」
私「受かるまでね!」
これだけ、「諦めないクセ」が習慣になると、
ピアノを弾くという作業が、答えの見えない苦行(勉強)
から解放され、
ただ、やればいいだけ、そして報われて癒されると、
とても楽しくなりました。
その後、ピアノの先生や弦楽器の先生などで、
行政書士、司法書士の資格を持っている方にお会いできて、
もう一度びっくり!!
生徒さんが弾くグリッサンドの奏法も、自分で実験。右手の
2番、3番、4番の指でそれぞれ50回づつ弾いてみて、
(怪我をする恐れがあるので、真似をしないで下さい。)
1日待ってから指を見ると、4番の指が少し皮膚がはがれ、
2番の指は爪の付け根に、ほんの少しのキズ。
全く無事だったのが3番の指で、鍵盤に対して水平に近く
なるぐらいに手のひらを倒して、3番の指でグリッサンドをし、
1番と2番の指を添えると、より安定する事がわかりました。
とても暑くなりました。レッスン室はエアコンが入って
いますが、行き帰りの車の中でも暑いと思います。
喉がかわいた生徒さん、お家の方は遠慮なく
お知らせ下さいね。麦茶はたくさん用意してあります。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。