こんにちは。
学校では卒業式も終えた地域が多いようです。
ご卒業おめでとうございます!
また、高校や大学の入試も少しずつ結果が出る
時期のようです。
まず何よりも、お疲れさまでした
どうかゆっくり、ひと息ついて下さいね。
志望校に合格された方も、不合格だった方も、
どちらもおめでとうございます!
「不合格だったのにおめでとう!?」
そう思われるかもしれません。
しかし、人生の中では運や出会いによって、結局は
その人にとって「ベストなタイミングで、ベストな道」が
常に用意されていると思うのです。
合格を頂いた学校が、ご縁のあったベストな道だと
思うのです。出会うお友達、先生、それによって
5年、10年後、もっと後かも知れませんが
きっと、「この道を歩んでよかった」と気がつく時が
来ると思うのです。
そう感じたのは、全くの私事で申し訳ないのですが、
30年ぐらい前の今日、早朝に父がくも膜下出血で倒れ、
数日後に天国へ帰りました。
その時は、目の前の光景に身体はガタガタ震え、救急車の到着がどれほど遅く感じられたことか。
ただ、病院での様子を見ているうちに覚悟が決まってきました。
父は中学校の教師で、その時は管理職だったため、
受験生の生徒さんが、入試が終わるまで
分からないように過ごせるように、
他の先生方が配慮して下さったそうです。
父が運ばれた病院では早朝にもかかわらず、
広い緊急のフロアに次々と救命が必要な人が運ばれてきて、
こんな短い時間に、たくさんの人が寿命を終えていきました。
寿命とは、人が亡くなるのに何故「寿(ことぶき)」
というおめでたい文字が使われるのか、不思議だったのですが、
次の列車に乗り換えるタイミングを祝うような事かもしれないと
思うようになりました。
不思議なことに、この時の学校の生徒さん達や、
私と同じ年頃の人たちに、後ほど偶然にも
音楽を介して出会うことが出来るとは、
思ってもみませんでした。
次々と生命を通して、音楽のリレーをしていけたらと
思っています。結局、何も心配いらないように
地球が、それこそ宇宙のできた時から
「天地創造」の神様が用意してくれたのかもしれないですね。
天地創造といえば、4月の初めのイースター(復活祭)、
曲としてはバッハの「マタイ受難曲」が思い浮かびます。
とても長い曲ですが、よければ冒頭と終曲だけでもぜひ
聴いてみて下さいね。
終曲は「のだめカンタービレ」にも出てきた曲です。
1週間で、オクターブにもう一つ音をはさんだ音を
弾くためにストレッチをして、見事に届いた生徒さん。
たった1週間で、今まであともう少し、、と頑張ってきた
成果が出ました。おめでとう!本当に頑張ったね。
今の気持ちを忘れずに、挑戦し続けて下さいね。
ちょうど成長期で、特に夕方は眠い生徒さんも多いです。
魔法のじゅうたん(教室の電気カーペット)の温かさで
さらに眠気が来ても、ピアノのイスの前に座ると、
おお!眠気と闘いながらも指が動いています。
弾き始めるとだんだん目も覚めて、細かいニュアンス、
ペダルの踏み込みのタイミングや、タッチのコントロール、
色々な事が伝わって、すぐに再現して弾いてくれるので
こちらも油断できずにドキドキです。
ぜひ、自分の音楽を作り上げることができるように、
楽しんで頑張って下さいね。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。