今晩は。
先日の日記の、ショパンの練習曲Op.25-6の「イントロ」が
似ているジブリの曲は?の続きです。
お時間のある方もない方も、良ければどうぞ。
まずショパンの練習曲Op.25-6です。
では、、、
聴き比べるとイントロが似ているのは、
ハウル、
の
動く城、より
「人生のメリーゴーランド」です。
無料楽譜を探してみました。
この「人生のメリーゴーランド」では、最初の4小節あたりが
省略されている楽譜も多いようです。
私が持っている「ハウルの動く城」の曲集、中級編からの
「人生のメリーゴーランド」でも、省略されています。
この曲は「ト短調」で、ソの音から始まる、暗い音の階段です。
「シ」と「ミ」の音に♭(フラット)が付いていて、半音低く
弾きます。
最初の小節の右手の和音 上の音「レ ミ♭ レ ミ♭ レ ミ♭」
下の音「シ♭ ド シ♭ ド シ♭ ド」
は多分 3 4
1 2
の指番号でかれる方が多いと思いますが、
初歩者の方や、もう少し楽に肩の力を抜いて弾きたい、
という大人の方は、左手も使って弾かれるのもアイディアです。
これはソロ用の楽譜ですが、指の届かないところなどは、
家族や友達と分担して弾いてみるのも楽しそうです。
どの曲でもそうですが、左右を交替しながら弾くと
メロディー、伴奏、自分の役割がそれぞれ良く分かるので、
弾き方がガラッと変わってきます。
この物語の原作となったのがイギリスの作家ということで、
イギリスのメリーゴーランドの写真もWikipediaからお借りしました。
「練習の仕方」が生徒さんたちに身についてきてくれたようです。
教室でのレッスン時間でアドバイスされた事を、
いかに素直に弾いてみたかどうか、それを習慣付けられたかどうか。
そして頑張ったことを、大人が具体的に褒めているかどうか。
特に最初は、進んだり、戻ったりが当たり前です。
根気よく、その子の印象に残るような言葉で伝えると、子どもたちの
目も輝いてきます。本当に、ひとりひとりです。
誰かと比べるのは、全く意味のない事です。
練習を「ゲーム」という言葉に置き換えて、
「楽しく、正確に、芸術的に」
ピアノという名のゲームを進めてみましょう。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。