こんにちは。
11月半ばに電車内の急ブレーキで(線路に人が立ち入った以外の理由)
頸椎筋挫傷、等の受傷を受けていました。
お陰様でレッスンは通常通り、大丈夫です。
えっ?今まで先生と何度かレッスンで会ったけど大丈夫なの?
という生徒さん、ご心配をおかけしてすみません。大丈夫です。
私は「音楽、子ども、動物」この3つは疲れません。癒しです。
病院で「暖かいお風呂にゆっくり浸かったり」と言われた翌日
偶然、頂いたバスソルトのお湯にも、ゆっくり浸かりました。
ありがとうございます。
あえて本来なら書く必要のない
マイナーな記事を書いた理由は、後で書き添えさせて下さい。
最初は頭痛と首の痛みがひどく、下を向くのも困難でした。
新しい楽譜を見るのも、目がチカチカして大変でした。
ピアノを半世紀近く弾きつづけていると、楽譜を見なくても
耳から繰り返し聴いて、手探りでシューベルトのOp90-3を
最後まで、楽譜を頼らずに弾けるようになりました。
この時の喜びは、言葉では言い表わせませんでした。
楽譜をじっと見られなかったのですが、
聴いた音を頼りに、作曲家の努力にも才能にも満たない自分が、
手探り耳探りで弾けた、それがうれしかったのです。
病院にて、
「どういう治療をすれば良くなりますか?」
「普段の生活で気をつけることはありますか?」
脳外科のお医者さんによくお聞きして、安静や薬、対処療法その他、
ドクターの管理下で、根気よく治療を続けるようにと
言われたことを忘れないように、メモを取りました。
安静は、特によく守りました。レッスンのない日は特に
指慣らし程度で、ほとんど眠っていました。
気持ちがとても焦りましたが、
「休憩も練習のうち」と言う言葉に素直に従ってみました。
人間の自然治癒力は素晴らしくて、病気や怪我の時は
なぜか眠くなります。ぐっすり眠るとかなり楽になるようです。
でも、これは私の場合で、個人差や環境差があると思います。
私の場合なら、母に家事をお願いすることぐらいで済みます。
家庭を持たれている方だと、お子さんのお世話や家事、お仕事に
よってはセーブできないことが多いかもしれません。
ここで先ほどの、
あえて本来なら書く必要のない
マイナーな記事を書いた理由は~の続きを書かせて頂きます。
電車内での急ブレーキによる怪我では、
「危険を避けるための正当な事由」というお墨付きで、
全て自分の健康保険で治療を受けることになります。
さらに効果的な治療が受けられる鍼などは、全て保険対象外の
自費になります。
調べたところ以前、職場に復帰できないほどの怪我を負われて
車椅子の生活になられた方も、鉄道会社からの補償は全く
受けられなかったそうです。
そうすると、電車に乗っている人間が自衛するしかない訳です。
何よりも、治療費等が全て負担されても、健康だった元の状態には
戻ることができません。
どうか、皆さんもあらゆる場面を想定してお気をつけて下さい。
私も、ネックガードを購入して、
スポーツをしている方にお聞きしようと思っています。
それにしても、鉄道会社のお客様センターのプロの方の対応は
なかなか心が痛いです。
素人相手に、まるで(多分)弁護士さんのように巧妙に論点をずらし、
発言が二転三転して「話を元に戻します」と、当方がお伝えすると、
沈黙してしまったり。
素人が(これも多分)弁護士さんに進言できる訳がない上に、恐怖心で
これ以上、何も話せない状態。
師走の慌ただしい時期。
どうか皆さんゆっくりと、ゆったりと。風邪を引いたら
ゆっくり休んで、その日は無理にピアノを弾いたりしないように。
治れば、いくらでも弾けます。
生徒さんたちは、ぜひ可愛いお顔を見せに来て下さいね。
床暖房で温まりながら、クリスマスの気分を味わって練習しましょう。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。