今晩は。
木之下城伝承館・堀部邸にて、ソプラノ歌手の
長江希代子先生のリサイタルがありました。
ここは有形文化財に指定されている、明治初期の建物だそうです。
語り部の方がとても楽しく笑わせて頂き、
ラストの「夕鶴」では思わず泣きました。
子供の頃によく聞いた、「鶴の恩返し」の物語からです。
助けた鶴が、人間の姿になってはたを織り、恩返しをしていましたが、
決して見ないように言われていた人間がつい、はたを織る鶴の姿を、
のぞいて見てしまったそうです。
もう人間の姿に戻れない鶴は、自分の美しい羽根を使い切ってしまい、
傷つきながらも、助けてくれた人間に、いつまでも元気でいてね、
さようなら、忘れないと歌いながら去っていくのです。
犬山市は、あちこちに犬のモチーフがありました。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。