こんばんは。
今日はあたたかい日差しの中、
無事にピアノ発表会を終える事ができました。
本当にありがとうございました。
長く続いたコロナ禍で、みんなが気がつかないうちに
疲れていたり、ストレスがたまっていたり、、
それを、一気に元気になってもらえるような舞台にしたい、
今年はそんな思いからの発表会になりました。
まずはリハーサル後のドタバタ劇からです。
原因は私です。
リハーサルでは動きやすいバレエシューズを履いていたのですが、
さあ本番、というところで本番用の靴をどこに置いたか
分からなくなり、ようやく荷物の置いてあった控室で
靴を発見しました。
ほっとひと息、今度はそこへバレエシューズを置いてきてしまった私に
「先生のくつですか?」と小学生さんたちが見つけて持ってきて
くれました。
みんな、本当に小中学生さんなのでしょうか!ありがとうございます。
連弾「ロマンチックな世界」から始まり、クリスマスの「もみの木」、
「3羽の大きな白鳥の踊り」の演奏。
成長した生徒さんたちは、普段のレッスン姿しか
見たことがなかったので、華やかなドレス姿に、一瞬誰かわからなくて
驚きました。
ソロでは小学生さんたちはスピンドラーの
「トランペットセレナーデ」、
ショパンの「マズルカ」、中学生さんはバルトークの
「ルーマニア民俗舞曲」など。
大きい生徒さんはシューマン=リストの「献呈」。
後半は、ポップスで「ゴジラ」や「スキスキ星人」、
「アイドル」、「コウを追いかけて」も出てきました。
よく聴く曲ですが、楽譜にするとリズムが難しく、
生徒さんも必死、私も必死で、イメージトレーニングや
リズム打ちを一緒に繰り返す中で、
「できた!」とお互いに感じる瞬間がありました。
最後はモーツァルトの「ヴォルフガングの玉手箱」。
春畑セロリさん編曲の、
モーツァルトの名曲集から、グルグル連弾でした。
何があっても絶対鍵盤から手を離さないぞ!と心の中で思いながら、
モーツァルトの曲の美しさ、純粋さに、
全身全霊を込めて、3人の生徒さんと
何とか最後まで、バランスよく弾くことがことができました。
アナウンスの方が、
「大きい生徒さんたち、きっと音大生かと思って聞いてみたら、
一般の大学生さんだときいて、びっくりしました。」
と仰いました。
その通りで、実は音大生さんは0人なのです。
子供の頃から、たくさんの舞台を経験して、コンクールも経験して、
一般に全国大会の旅行にも行きました。
今は、勉強が忙しい大学などで頑張りつつ、ピアノも
積み重ねた経験が「知識の引き出し」になって、
「自分の弾きたい曲」が弾けるようで、本当にほっとしています。
教室はいつでも出入り自由です。音楽も自由なものだからです。
急に1曲弾きたい時も、またぜひ遊びに来て下さいね。
受付をして下さった卒業生さん、こちらも忙しい社会人さんで、
明日は当直らしいです。「ピアノを弾きたくなっちゃった!」と。
お疲れ様でした。ありがとうございます!
まだ課題もたくさんあり、伸びしろもたくさんありますが、
今、「自分が出来ること」を精一杯やってくれたと思います。
舞台で生徒さんたちから頂いた、花束とひとりひとりからの
お手紙です。午前中なのに、どうやって花束を手配して下さったの
だろうかと、改めてどうか私のほうこそ
「今日はありがとうございました。」
と言わせて下さい。
お花と、生徒さんからのお手紙です。
また、順に写真を追加していきたいと思います。
♪お客様へのご挨拶。
♪ ソロの演奏。
♪ モーツァルトのグルグル連弾。