こんにちは。
カウントダウンです。ピアノ発表会まであと10日になりました。
何となく曲全体を「通して弾きたい」気持ちは、
とてもよくわかります。
ただ、人間の指はどうしても弱い指があったり、
曲には難しい奏法の部分が出てくるので、それに対する作戦練習を、
ハノンやリズム練習を使って、クリアしていきましょう。
「指が周りつらいところ」や「間違えやすいところ」に
付箋(ふせん)を貼って、1回部分練習するごとに、どんどん重ねて
貼ってみて下さいね。シールでも良いと思います。
この「部分練習」は、1回目から効果があるのがはっきりと
分かる、とても素晴らしい練習方法です。
ただ、飛行機が飛び立つように、どんどん上昇(上達)する
訳ではなく、練習していても空回りする時期もあります。
そういう時は、一度時間をおいてみましょう。
決して、自分を責めたりしないように。安心して淡々と続けましょう。
小学生の生徒さんも、お家で練習するごとに、楽譜の周りに花丸を
書いたり、私が言葉で半分まで言えば「こう弾くとステキになる」と
自分の音楽を、鍵盤から引っ張り出してくれます。
本当に継続は力なりで、お家の方々が毎日ご飯を作って下さるように
いつも応援して下さり、時にはじっくり待って下さったおかげです。
発表会のために参加してくれる大学生さんたちは、
もう10年以上のお付き合いですが、
弾く曲を決めてレッスンに来てくれたとき、ほとんど完成している
ことが多くて、本当に驚きです。
「ここはメロディーだけ深めに弾いて、内声の音は軽いタッチで
弾いてみましょうか?」
というアドバイスがあっと言う間に伝わって、
ソロであれば本番前のレッスンが
1~2回でもなんとかできそうです。
好きな曲のレパートリーが増えて行くのを見て、こちらもとても
嬉しくなってきます。
買い物に行くと、野菜のかぼちゃの上に「ハロウィンのカボチャ」の
飾りが、オバケなどと一緒にひらめいていました。
駅前の木にも「かぼちゃ」がたくさん実をつけています。
もちろん、飾りのカボチャなのですが、毎年恒例のイルミネーション
のようです。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。