今晩は。

 

残暑が厳しいですが、

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

 

私は小牧市に住んでおります。K市です。

隣市もK市です。

 

隣市では今年が80周年記念という事で、

その一環として、たくさんの催事があり、

 

「小野道風の歌」などの合唱曲を、

以前、合唱の聴講はさせていただいた事はあるのですが、

今回は、歌うほうにも参加して下さいとお誘いを頂きました。

 

あと一度の練習で、仮の舞台だそうです。

 

「あの、本当に私が参加させて頂いても大丈夫でしょうか?

 歌はしばらく歌っていなくて、、」

 

「大丈夫、みなさん歌が好きで、カラオケとかで歌ってる

方も多いから、是非!」

 

ここで余裕を持ってかかると、痛い目に合う確率が高いです。

 

世の中で「歌が好きで」「合唱団で楽しく」「カラオケも」

と仰る方々は大抵、とてもお上手です。

 

練習日まで7日間。送られてきた楽譜の量に驚きながら、

まず1日目は、発声練習と、軽く音取りの練習をしました。

 

私はしばらく歌っていないので、のど声になっていました。

腹式呼吸に慣れるまで半日ほどかかりました。ハノンから、、

じゃなくて、歌なので発声練習から。

 

レッスンの合間を縫って、ピアノでポツリポツリと

音をとりながら、音程の飛ぶところや、シンコペーションの

リズムなど、難しいところは繰り返して練習をしました。

 

んん??この「部分練習」って、ピアノと同じですね。

 

2日間で、ひと通り音取りを終えましたが、

隙間時間をうまく使って、合唱の皆さんの邪魔にならないよう

頑張りたいと思います。

 

マスクを着用しても良いそうで、ひと安心です。

 

 

さて、今年の発表会の記念品は何にしようかと

探していました。

 

毎年、音楽ギフトから選ぶので、音符や楽器の形クリップ、

お弁当箱、ファイルなど、どうしても重なってきます。

 

そこで今年は、お菓子系にしようと考えてみました。

 

ハロウィンも間近の10月28日(土)、いよいよ発表会です。

 

「Trick or Treat!」 カボチャのバケツも用意しなきゃ!

 

普段忙しい、大きい生徒さんたちは、まず教室に来て(連弾)

のプリモパートを、一緒に練習してみましょう。

 

小学生の頃、コンクール前は泣くほど練習して力を付け、

頑張ってきた皆さんです。どうか、肩の力を抜いてください。

 

コンクールなどを卒業した今が、本当に楽しく弾ける時です。

 

 

音大ではなく、理系や難関大学などの生徒さん達ですが、

それだけの「努力できる才能」があれば大丈夫です。

 

生徒さんが、音楽大学を選ばないのは、

私の指導力不足かもしれません。

 

どんな学校や進路を選んでも、音楽を続けることは

出来ます。ですが今の時代、その逆は難しい事が多いのです。

 

忌憚なく言えば、ピアノで「次の音符(文章)を速く読む」、

「練習する習慣(勉強する習慣)をつける」、

「両手を動かすことで、自然に左右どちらの脳も自然に使う」。

 

3つの事を小学生~中学生の間ぐらいまで習慣にできれば、

学校の勉強は、得手不得手分野こそあれ、

自然にできるようになっているのが、

今まで20年以上、生徒さん達を見てきた感想です。

 

「受験勉強の気分転換に、ピアノを弾いてます」

と何人かの生徒さんに言われた事が、1番うれしかったです。

 

大人になってから、17歳になってから突然音楽が好きになり、

声楽で東京芸術大学に入学された方もいます。

 

こういった方もいます。本当に人生は分からないものです。

 

 

どんな小さなことでもよく見て、聞いて、ほめてあげる事。

「認められ、褒められ、自分が愛されている」と、

子供たちがいつも安心して、次のステップへの励みになるように

見守って行きたいです。

 

何でも、進歩が見えてくるのには時間がかかりますが、

 

お家の方は、一緒に気長に待ち、お子さんを励まして下さり、

時には遠い会場まで足を運んでくださったり。

 

練習のサポートをして下さったり、好きなお弁当を作って

下さったり、、。きっと数えきれません。全てはその

「見えない部分」で支えて下さったおかげです。

 

心より感謝を申し上げます。