今晩は。
世の中は以外と狭いと感じた、驚きの1日でした。
「ファンタジー・アンプロンプチュ」という、
ホールの中は白い壁、白いスタインウェイのピアノ、
白いテーブル、白い客席の椅子のアットホームなホールです。
モチーフが「恐竜」なので、恐竜の家です。玄関前です。
3軒ほど離れた場所に、ホール専用の駐車場がいくつかあります。
こちらも「恐竜」がモチーフです。かわいい!
この日のチラシは、こちらでした。
プログラムにはラフマニノフのピアノソナタ第2番のみの
記載でしたが、これは当日のお楽しみです。
最初はラベルの「水の戯れ」。暑い中なので、涼しくなるように
選びましたとのお話しがありました。
テンポがとても速いのに透明な音で、ダンパーペダルも
ソフトペダルも、まるでご自分のピアノのように使いこなされていて、
怒涛の癒し?!も束の間。
ベートーヴェンの月光ソナタ、そして自作された曲も。
ここでマジックが仕込まれていて、種明かしでした。
楽譜めくりをしていらした女性が、なんとソプラノ歌手の方!
スーツのジャケットを脱いで、「私のお父さん」を独唱されました。
休憩の後は、いよいよラフマニノフのピアノソナタ第2番です。
女性の打鍵とは思えないほどのダイナミクスと、
対照的なピアニッシモ。とても小さな音なのに、
客席までしっかりとピアニッシモが伝わって来ました。
周囲の方も、ピアノの先生や音大を卒業された方、音楽愛好家の方、
YouTubeもやってますよ~という方も多く、話しに花が咲きました。
ここで、直也くん、もう直也さんという年齢でしょうか。
藤原直也さんのお母様に偶然お会いして、ビックリ!!
もうずっと昔ですが、
ピアニストの武本京子先生の発表会でご一緒させて頂いていたのです。
その時は、ショパンの前奏曲、全24曲を通して弾いてくれました。
心にしみる演奏で、いつかまた聴いてみたいなと思っていました。
ザルツブルクから一時帰国中で、こちらのホールで8月に2日間、
リサイタルがあるそうです。
早速、チケットを予約してきました。
生徒さんたちも、ぜひ演奏会に足を運んでみて下さいね。
蒸し暑いのも吹っ飛ぶほどの、音楽の情熱と静けさに
「時空を超えた楽しさ」を味わえることができますよ!
まるでタイムマシーンに乗っているようです。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。