こんにちは。
先日、初めてリモートレッスンをした生徒さんがいました。
教室に入会されたのが、コロナも落ち着いた対面レッスンの
時期だったので、彼女とのリモートレッスンは初めてでした。
時間になって、初めてお互いにマスクを外した顔を見て
ごあいさつをしました。小学生さん、しっかりしています!
鉛筆を用意してもらい、自分で楽譜に書き込みをしてもらいました。
「同じ音が3つ並んでいるけど、これはシンコペーションの
リズムだがら、2つめの音を少し勢いよくね。ピアノをよいしょ!
と向こうへ押すように、もう一度弾いてみましょう。」
リモートレッスンは、音質などの面では対面レッスンほど細かく
できませんが、比較的小さい画面、つまりスマートフォンやテレビを
見ているように「画面に集中」できるようです。
学校でもタブレットを利用する、現代っ子さんたちの強みのようです。
部分練習がはかどりました。身ぶり、手ぶり、なによりも
極端なことを言えば、
画面を見なくても、「耳、音」という
音楽でもっとも大切なことに感覚を持っていくことができます。
YouTube等で音楽を聴くときも、ぜひ一度は画面を見ずに、目を閉じて
耳だけで聴いて見て下さい。
「視覚」というのは、時に音楽を演奏する時や、聴く時の
邪魔になってしまうことがあります。
補助的なレッスンツールとして、対面レッスンの間に
リモートレッスンも変化があり、効果的なようです。
ある程度大きい生徒さんなら、コミュニケーションも取れるので
上手く活用していけたらと思います。
3年半前は、お母さま方がリモートレッスンの時に
丸をつけたり、スマートフォン設定のお手伝いをして
下さいました。
ニャ~?猫の鳴き声が聞こえる?と思ったら、お家時間が増えたので、
新しい家族として、お迎えした猫ちゃんが登場したことも
ありました。生徒さんのお膝の上で、ゴロゴロと甘えて可愛い!!
ご家庭によって犬さんが登場したこともありました。
ああ、もう可愛い~♪♪♪うちの子に下さい!
ピアノの音にしっかり反応してくれています。
トリルの部分で遠吠えをしたり、一同笑いに包まれて
レッスン内容もしっかり印象に残りました。
ピアノは3日間練習しないと、飼っている犬に見抜かれるそうです。
中学生、高校生になった生徒さんの制服姿を見ながら、
まだピアノのイスによじ登るように座っていた小さな頃を
思い出して、なんとも感慨深いです。根気よく、
親子二人三脚で頑張って下さった成果です。
これからどんな風に音楽の幅を広げて、勢いよく弾く子供時代から、
曲を味わう大人の世界へと楽しく繋げていってくれるのか
とても楽しみです。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。